種々の橋梁形式に関する設計や土木材料に関する研究、試験、調査を行ってきた専門の技術スタッフを揃え、さらにはこれまで直轄国道を管理してきた道路管理者としての経験も活用し、コンクリート橋、鋼橋に関わらず、上部構造、下部構造の健全性の診断や長寿命化修繕計画、維持・保全に必要となる補修対策、維持・管理手法について、橋梁管理者の立場に立って、技術的支援を行っています。

新技術・新素材の土木構造物への適用・普及を支援しています。具体的には、鉄筋機械式継手等各種性能評価について、公的認定を受けた機関として中立公正な立場で性能証明試験を実施しています。また橋梁の塩害に対する架橋環境を再現した独自の暴露試験場を保有し、橋梁の塩害に対する各種防食材料の性能確認の支援や試験場所の提供を行っています。☞ さらに、当該分野の建設技術審査証明、NETISテーマ設定型(技術公募)、新技術導入促進についても、対応しております。☞

橋梁の健全性評価や補修対策に関する専門の相談室（橋梁保全相談室）を設け、橋梁管理者やコンサルタント等の設計技術者の問題解決を支援しています。また技術協力協定を締結した機関との間では、定期の会議体や講師派遣を通して、橋梁の健全性評価や補修技術に関する相互の知見や研究成果の交流を図っています。