防護柵（ガードレール）等の道路交通安全施設は、国土交通省が定めた「防護柵設置基準」に規定する性能を満足することが必要です。当センターでは、（公社）日本道路協会が発刊する「同解説」の策定に携わった経験も活かし、衝突試験等による性能評価を数多く実施してきています。

舗装の健全性を評価するには、国土交通省が策定した「舗装点検要領」等で示されている路面性状自動測定装置や舗装たわみ測定装置（FWD）が使用されますが、機械的な誤差などが経年的に生じる可能性があるため、定期的な校正と性能の確認が必要です。当センターでは、舗装の専門知識と長年、路面性状自動測定装置等の性能確認試験を実施してきた経験を活かし、中立的な立場で確認試験と合格証書の発行、性能検定の補助を行っています。

（公社）日本道路協会が発刊する「舗装の性能評価法」や「舗装調査・試験法便覧」では、舗装材料試験、舗装の繰返し載荷試験、すべり抵抗測定などの性能確認方法が定められています。当センターでは、これら図書の策定に携わった経験も活かし、道路管理者や舗装会社からの舗装材料試験、繰返し載荷試験などを受託し、舗装の耐久性や物理性状などの性能確認の支援を行っています。