(一財)土木研究センター/開発技術の紹介/泥土ライン処理システム

 

泥土ライン処理システム

 

 河川、湖沼などに堆積した浚渫底泥を有効利用するための、搬送の過程で改良する処理システムを開発しました。浚渫泥土中の土粒子の含有量に適した量の疎水剤を用いて、脱水および含水比調整を管路圧送過程で行い、必要に応じて含水比調整後の泥土に固化材を混合して、所要の品質の改良土を製造する技術を開発しようとするもので、民間10社とともに開発研究の形で技術検討、現場実験などを行いました。
 システムの主構成は、下図に示すように、疎水剤注入混練部、フロック剤(パック剤)注入混練部、反応管路部、脱水部からなり、含水比にばらつきのある泥土を圧送および搬送の過程で、適度に脱水し、必要に応じてそれに固化材を混練することによって、所要の品質(強度)を有する処理土を造成するシステムを開発しました。

 

 

 

現場実験

 

 


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