(一財)土木研究センター/路面性状自動測定装置性能確認試験


 性能確認試験のご案内

 

2024年度路面性状自動測定装置性能確認試験の申込案内

 
 2024年度の路面性状自動測定装置性能確認試験を実施しますので、ご案内致します。 ご希望の方は、下記に基づいてお申し込み下さい。
 なお、2024年度は、ひび割れ率及びIRI等の測定精度の確認試験を追加しています。
 
  1. 試験目的  
  2. 路面性状自動測定装置  
  3. 性能確認試験  
  4. 受検資格及び受検条件  
  5. 申込方法  
  6. 申込期間  
  7. ヒアリング等  
  8. 試験依頼の承諾について  
  9. 試験の実施、結果の提出  
  10. 試験費用等  
  11. 性能の認定  
  12. ひび割れ率及びIRI等の測定精度の確認試験  
  13. その他    
  14. 性能確認試験依頼書様式-1    
  15. 性能確認試験依頼書様式-2    
 
1.試験目的
 路面性状自動測定装置性能確認試験(以下、性能確認試験と称する)は、性能確認の依頼を受けた路面性状自動測定装置で測定される各路面性状の測定値が、人力測定による値を基準値として、適切な精度をもって測定処理できる性能を有していることを、実走測定により確認及び認定することを目的とします。
 
2.路面性状自動測定装置
2.1 路面性状自動測定装置の専用測定車両型
 路面性状自動測定装置の専用測定車両型とは、「距離」、「ひび割れ」、「わだち掘れ」、「平たん性」を自動測定するための路面性状測定機器類(以下、測定機器類と称する)、及びそれらの測定機器類を搭載した測定用車両(以下、測定車両と称する)を含む一体のものを指します。
2.2 路面性状自動測定装置の車両搭載機器型
 路面性状自動測定装置の車両搭載機器型とは、専用の測定車両を定めず、可搬式の路面性状測定機器を搭載し、「距離」、「ひび割れ」、「わだち掘れ」、「平たん性」を自動測定する装置を指します。
 
3.性能確認試験
3.1 性能確認証書を発行する場合
 「距離」の検定を必須とし、さらに「ひび割れ」、「わだち掘れ」、「平たん性」の3つの試験項目のうち、1項目以上の検定を行う場合は、一般財団法人土木研究センター(以下、当法人と称する)は、性能確認試験の結果を当法人内に設置された路面性状自動測定装置性能確認試験技術評価委員会において合否について審議した後、性能確認証書を発行します。
3.2 性能確認証書を発行しない場合
 「距離」の検定を行わず、「ひび割れ」、「わだち掘れ」、「平たん性」の3つの試験項目のうち、1項目以上の測定を行う場合は、当法人は、基準値に対する試験結果をまとめた試験結果報告書を交付します。
 
4.受検資格及び受検条件
4.1 路面性状自動測定装置の専用測定車両型
(1) 受検資格
 1) 申込時の自動測定装置の状態
   自動測定装置は、性能確認試験の申込時の段階で、開発途上ではなく、自動測定装置として実使用が可能な状態でなければなりません。
 2) 路面性状測定時の自動測定装置の状態
   路面性状測定時において、下記の条件を満足しなければなりません。
  測定機器類は、性能確認試験の申込時に申請された専用筐体や治具等によって、測定車両に固定されていること。
  測定車両は、道路交通法施行令(道路交通法)及び道路運送車両の保安基準(道路運送車両法)の規定に適合していること。
  路面性状測定時は、特段の交通規制を要しないこと。また、走行安全性に問題がないこと。
(2) 受検条件
  「距離」の受検を必須とします。
  「距離」に加え、「ひび割れ」、「わだち掘れ」、「平たん性」の3つの試験項目のうち、1項目以上の検定を受検して下さい。
(3) 留意点
  自動測定装置を用いた測定を含め、データ分析・解析等の実務作業は、すべて性能確認試験の依頼者が実施して下さい。
  性能確認試験受検以降、性能確認証書の発行を経て、有効期限に至るまでの間、受検時の状態を維持することを基本とします。止むを得ず測定機器類の取り外し等を行った場合でも、性能確認証書に記載の試験項目について路面性状測定業務を行う際は、必ず性能確認試験受検時の状態に復元して下さい。
4.2 路面性状自動測定装置の車両搭載機器型
(1) 受検資格
 1) 申込時の自動測定装置の状態
   自動測定装置は、性能確認試験の申込時の段階で、開発途上ではなく、自動測定装置として実使用が可能な状態でなければなりません。
 2) 路面性状測定時の自動測定装置の状態
   路面性状測定時において、下記の条件を満足しなければなりません。
  性能確認試験において、測定機器類は、性能確認試験の申込時に申請された状態で、測定車両に設置されていること。
  測定車両は、道路交通法施行令(道路交通法)及び道路運送車両の保安基準(道路運送車両法)の規定に適合していること。
  路面性状測定時は、特段の交通規制を要しないこと。また、走行安全性に問題がないこと。
(2) 受検条件
 1) 性能確認証書を発行する場合
  「距離」の受検を必須とします。
  「距離」に加え、「ひび割れ」、「わだち掘れ」、「平たん性」の3つの試験項目のうち、1項目以上の検定を受検して下さい。
 2) 性能確認証書を発行しない場合
   「ひび割れ」、「わだち掘れ」、「平たん性」の3つの試験項目のうち、1項目以上の測定を行って下さい。
(3) 留意点
   自動測定装置を用いた測定を含め、データ分析・解析等の実務作業は、すべて性能確認試験の依頼者が実施して下さい。
 
5.申込方法
5.1 路面性状自動測定装置の専用測定車両型
(1) 提出書類
  次の1)〜4)の書類を提出して下さい。なお、2)〜4)は電子データも併せて提出して下さい。(E-mail可)。
 1) 性能確認試験依頼書(様式-1
 2) 自動測定装置の写真
  測定機器類の設置状況が把握可能な車両全体写真(前後左右方向及び前後左右の斜め方向)
  測定機器類の全体や取付状況が判る写真
 3) 自動測定装置の概要
  測定機器類の位置及び測定機器類の名称が記載された構造図
  試験項目毎の測定原理及びデータ分析・解析方法等
    測定方式名称、測定原理及びデータ分析・解析方法(測定データから測定結果を導く過程が把握できる内容とする)、機器構成、機器仕様・諸元
 4) 自動車検査証の写し
5.2 路面性状自動測定装置の車両搭載機器型
(1) 提出書類
  次の1)〜5)の書類を提出して下さい。なお、2)〜5)は電子データも併せて提出して下さい(E-mail可)。
 1) 性能確認試験依頼書(様式-2
 2) 自動測定装置の写真
  車両の前後左右方向及び前後左右の斜め方向の全体写真(車両外部に測定機器類が設置されている車両は、測定機器類の設置状況が把握可能な車両全体写真(前後左右方向及び前後左右の斜め方向))
  測定機器類の全体や取付状況が判る写真
  測定機器類のシリアルナンバーが判る写真
 3) 自動測定装置の概要
  測定機器類の位置及び測定機器類の名称が記載された構造図
  試験項目毎の測定原理及びデータ分析・解析方法等
    測定方式名称、測定原理及びデータ分析・解析方法(測定データから測定結果を導く過程が把握できる内容とする)、機器構成、機器仕様・諸元、ソフトウェア名、車両名称
 4) シリアルナンバーの写し
  シリアルナンバーを証明できる書類の写し
 5) 自動車検査証の写し
5.3 問い合わせ・試験依頼書提出先
一般財団法人土木研究センター 技術研究所 道路研究部 担当:倉持
〒300-2624 茨城県つくば市西沢2-2
TEL:029-864-2521  FAX:029-864-2515  E-mail:romenseijyou@pwrc.or.jp
 
6.申込期間
 2024年5月27日(月)〜2024年6月26日(水)必着
 
7.ヒアリング等
 提出書類に不明な箇所がある場合は、性能確認試験の依頼者に対しヒアリング等を実施することがあります。なお、ヒアリング等を実施する場合は、当法人よりヒアリング等の実施時期、方法及び内容等について別途通知します。
 
8.試験依頼の承諾について
(1) 試験依頼の承諾にあたっての前提条件
  受検資格及び受検条件に適合していること。
  提出書類及び記入方法に不備がないこと。
(2) 試験依頼の承諾
   試験依頼の承諾については、当法人より性能確認試験依頼承諾書を性能確認試験の依頼者に通知します。
(3) 試験依頼の承諾の取消
   以下の場合は、試験依頼の承諾を取り消します。
  試験依頼の承諾を受けた依頼者から取り消しの申請があったとき。
  その他、試験依頼の承諾の取り消しが必要と認められたとき。
 
9.試験の実施、結果の提出
(1) 試験方法
   当法人において、舗装路面上に試験工区を設定した後、人力測定により各路面性状の測定値を測定し、この値を基準値とします。次に、同工区を性能確認試験の依頼者が自動測定装置を運転・操作させ、所定の試験項目について測定して下さい。その後、性能確認試験の依頼者が自動測定装置による測定結果を整理したデータを当法人に提出して下さい。
(2) 試験の実施
 1) 試験予定日
  2024年10月29日(火)〜30日(水)雨天順延
 2) 試験場所
  茨城県つくば市内またはつくば市周辺
(3) 試験結果の提出
  性能確認試験の依頼者に対し、性能確認試験後に配布する「測定結果報告要領」に準じて、測定結果を提出します。
 
10.試験費用等
(1) 試験費用
 
昼間試験: 440,000円/台(税込み)【性能確認項目数に関係なく一律】
夜間試験: 440,000円/台(税込み)【性能確認項目数に関係なく一律】
昼間及び夜間試験: 880,000円/台(税込み)【性能確認項目数に関係なく一律】
(2) 試験費用の納入
   性能確認試験の依頼者は、性能確認試験依頼承諾書及び請求書の受領後、速やかに請求書記載の所定口座に試験費用を納入して下さい。
 
11.性能の認定
11.1 路面性状自動測定装置の専用測定車両型及び車両搭載機器型(性能確認証書を発行する場合)
    性能の認定は、自動測定装置による測定値と基準値とを比較して、距離、ひび割れ、わだち掘れ、平たん性について、下記の認定範囲を満足しているか判定します。
(1) 認定範囲
 
距離測定性能: 光学測量機による距離の測定値に対し、±0.3%以内の精度であること。
ひび割れ測定性能: 幅1mm以上のひび割れが識別可能な精度であること。
わだち掘れ測定性能: 横断プロフィルメータによるわだち掘れ深さの測定値に対し、±3mm以内の精度であること。
平たん性測定性能: 縦断プロフィルメータ(3mプロフィルメータ)による標準偏差の測定値に対し、±30%以内の精度であること。
(2) 性能確認証書の発行
   性能確認試験に合格した装置については、当法人より性能確認証書を発行します。性能確認証書は、2025年3月下旬までには発行する予定です。
(3) 性能確認証書の有効期間
  性能確認証書の有効期限は2026年3月31日までとします。
(4) 認定の取り消し
  性能確認試験の依頼者が提出した測定結果の内容に、虚偽・不正等が認められたときは、当該装置の認定を取り消します。また、以降の本性能確認試験においても、当該装置を有する試験依頼者からの申請について、受付を拒否する場合があります。
  性能確認試験後に測定機器類の交換、ソフトウェアの改良等の変更等があった場合に、認定を取り消す場合があります。
11.2 路面性状自動測定装置の車両搭載機器型(性能確認証書を発行しない場合)
    性能の評価は、各試験項目について、自動測定装置による測定値と基準値とを比較して、基準値に対する試験結果をまとめた試験結果報告書を、当法人より交付します。試験結果報告書は、2025年3月下旬までには交付する予定です。なお、この報告書は路面性状自動測定装置としての性能確認証書ではありません。
 
12.ひび割れ率及びIRI等の測定精度の確認試験
    今年度は「3.性能確認試験」で実施する「距離」、「ひび割れ」、「わだち掘れ」、「平たん性」の他に、舗装点検要領に示された「ひび割れ率」と「IRI」について、「測定精度の確認試験」を追加で実施します。参加を希望される受検者は、様式-1または様式-2の性能確認試験依頼書に記入して下さい。参加はあくまでも任意ですので、認定判定は実施しません。希望された受検者には、基準値と比較した結果を提供します。「ひび割れ率」及び「IRI」等の「測定精度の確認試験」については、2024年9月中旬開催予定の「性能確認試験実施計画説明会」において説明します。なお、「ひび割れ率」及び「IRI」等の参加については、「測定精度の確認試験」の実施内容を説明した後に、改めて参加希望を確認します。
 
13.その他
       提出された資料は、試験承諾の判断以外に無断で使用することはありません。
  A 提出された資料は返却しません。
  試験依頼承諾の過程において、「性能確認試験」の依頼者には申請装置に関する追加資料の提出を依頼する場合があります。
  測定データから測定結果を導く過程等について、ヒアリングを実施させていただく場合があります。
  「ひび割れ率」及び「IRI」等の「測定精度の確認試験」については、ひび割れ率算出に用いたひび割れ画像やIRI算出に用いた縦断プロファイル等の追加資料の提出を依頼する場合があります。

14.性能確認試験依頼書 様式-1
wordファイルpdfファイルはこちら)
2024年度路面性状自動測定装置性能確認試験依頼書(専用測定車両型)
令和  年  月  日
一般財団法人 土木研究センター
理事長 伊 藤 正 秀 殿
依頼者名:  
 
所在地:  
電  話:  
   
(依頼者が複数の場合は、以下に記述して下さい)  
依頼者名:  
 
所在地:  
電  話:  
下記について、路面性状自動測定装置(専用測定車両型)の性能確認試験を依頼します。

 路面性状自動測定装置 専用測定車両型

 車両番号:

性能確認試験の項目と昼・夜間別※1

□距離測定性能(必須)

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

□ひび割れ測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

□わだち掘れ測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

□平たん性測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

測定精度の確認試験の項目と昼・夜間別※2

□ひび割れ率測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

□IRI測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

試験費用(税込)

 

試験費用支払い方法※3

□代表依頼者(              ) □均等払い

担当者

会 社 名

 

所   属

 

役職・氏名

 

所 在 地

電話・FAX

電話:   FAX:

E-mail

 

担当者
(依頼者が複数の場
合のみ記述して下さい)

会 社 名

 

所   属

 

役職・氏名

 

所 在 地

電話・FAX

電話:  FAX:

E-mail

 
記入注意事項
依頼者名には、会社名とその代表者の役職並びに氏名を記入の上、押印して下さい。
※1. 性能確認試験の項目と昼・夜間別は、受検対象とする項目に関して、該当部分の□を黒塗り(■に置き換え)して下さい。
※2. 測定精度の確認試験の項目と昼・夜間別は、参加する項目に関して、該当部分の□を黒塗り(■に置き換え)して下さい。
※3. 試験費用支払い方法は、試験依頼者が複数の場合のみ試験費用支払い方法を選択(該当部分の□を黒塗り(■に置き換え))して下さい。また、代表依頼者による支払いの場合は、代表の会社名を記入して下さい。

15.性能確認試験依頼書 様式-2
wordファイルpdfファイルはこちら)
2024年度路面性状自動測定装置性能確認試験依頼書(車両搭載機器型)
令和  年  月  日
一般財団法人 土木研究センター
理事長 伊 藤 正 秀 殿
依頼者名:  
 
所在地:  
電  話:  
   
(依頼者が複数の場合は、以下に記述して下さい)  
依頼者名:  
 
所在地:  
電  話:  
下記について、路面性状自動測定装置(車両搭載機器型)の性能確認試験を依頼します。

 路面性状自動測定装置 車両搭載機器型※1

 測定機器名称:
 シリアルナンバー:
 測定機器名称:
 シリアルナンバー:

性能確認試験の項目と昼・夜間別※2

□距離測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

□ひび割れ測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

□わだち掘れ測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

□平たん性測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

測定精度の確認試験の項目と昼・夜間別※3

□ひび割れ率測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

□IRI測定性能

□昼間  □夜間  □昼間・夜間

試験費用(税込)

 

試験費用支払い方法※4

□代表依頼者(              ) □均等払い

担当者

会 社 名

 

所   属

 

役職・氏名

 

所 在 地

電話・FAX

電話:   FAX:

E-mail

 

担当者
(依頼者が複数の場
合のみ記述して下さい)

会 社 名

 

所   属

 

役職・氏名

 

所 在 地

電話・FAX

電話:  FAX:

E-mail

 
記入注意事項
依頼者名には、会社名とその代表者の役職並びに氏名を記入の上、押印して下さい。
※1. 受検する測定項目を測れる測定機器をすべて記入して下さい。
※2. 性能確認試験の項目と昼・夜間別は、受検対象とする項目に関して、該当部分の□を黒塗り(■に置き換え)して下さい。
※3. 測定精度の確認試験の項目と昼・夜間別は、参加する項目に関して、該当部分の□を黒塗り(■に置き換え)して下さい。
※4. 試験費用支払い方法は、試験依頼者が複数の場合のみ試験費用支払い方法を選択(該当部分の□を黒塗り(■に置き換え))して下さい。また、代表依頼者による支払いの場合は、代表の会社名を記入して下さい。


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