(財)土木研究センター/お知らせのページ(98年8月)

 

開 発 研 究

  
「脱水促進剤を利用した高含水浚渫泥土の処理方法の検討」
の公募について

 

 財団法人土木研究センターでは、技術開発を効率的かつ効果的に行うため、研究開発における官民の協力関係を重視し、民間企業との共同研究を推進しており、以下に示す共同研究課題について希望会社を公募いたします。

 

1.研究課題名

 脱水促進剤を利用した高含水浚渫泥土の処理方法の検討

 

2.研究目的

 湖沼や河川、港岸などに堆積している大量の高含水泥土を処理する方法として、現状では埋立地を確保して浚渫処分し、長時間に亘って自然脱水を行い、有効に利用できるとされている。しかし、自然脱水だけでは表層部のみが乾燥し、中層・深層部では有効に脱水ができず、利用にあたっては施工上の工夫や土質改良等の処理を必要としている。
 当研究は高含水浚渫泥土を、脱水促進剤を利用して迅速に、全層にわたって脱水を行い、かつ経済的に処理する方法を検討し、水底に堆積した泥土を土地造成材として有効に利用することを目的としています。

 

3.希望会社に
  対する条件

 

 
 浚渫工に関する専門知識を有しており、以下の条件を満足することが可能な民間企業概ね7社程度を考えています。

(1)

浚渫工に関する研究や技術開発の実績を有しており、本共同研究の執行能力があること。

(2)

本共同研究に関して適当な技術者・研究者の配置および必要機材の提供が可能なこと。

(3)

本共同研究に関して必要な費用を分担可能なこと。

 

4.研究期間

平成10年9月〜平成12年3月まで

 

5.応募締切

平成10年8月30日必着のこと

 

6.応募要領

下記にお問い合わせください。
財団法人 土木研究センター 
研究開発一部  和田 信昭 ・ 野尻 臣孝
東京都台東区台東1丁目6番地4号(タカラビル3F)
TEL:03-3835-3609   FAX:03-3832-7397

 


   

官・民・共同研究成果
大規模地震に対する地下構造物の耐震対策
地下構造物の免震技術に関する講習会開催のご案内

 

 建設省土木研究所と(財)土木研究センター及び民間17社との共同研究により地下構造物に対して免震技術を適用する際の参考になる「地下構造物の免震設計法マニュアル(案)」がまとめられました。本マニュアル(案)では、免震材を用いた地下構造物の縦断・横断方向に対する設計法、免震材の力学的特性、免震材の施工法等に関して、考え方や設計例、実験例等が示されたものとなっています。
 このたび、免震材を用いた地下構造物の免震設計・施工法に関する講習会を下記の通り開催致しますので、奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

1.プログラム

時間

プログラム

講師

10:00〜10:10

開会挨拶

(財)土木研究センター理事長
富永正照

10:10〜11:00

地下構造物の免震構造とメカニズム

建設省土木研究所耐震研究室長
運上茂樹

11:00〜12:00

縦断横断方向に対する免震設計

普及委員会

12:00〜13:00

昼食

普及委員会

13:00〜14:00

基調講演『地下構造物の耐震技術に関する最近の研究開発の動向』

(東京)東京工業大学 教授 川島一彦
(大阪)九州大学   教授 大塚久啓

14:00〜14:40

免震材の種類と材料特性

普及委員会

14:40〜15:20

免震材の施工法

普及委員会

15:20〜15:50

試設計例1

普及委員会

15:50〜16:20

試設計例2

普及委員会

16:20〜16:50

各種解析的検討例

普及委員会

16:55〜17:00

閉会挨拶

(財)土木研究センター

 

2.主  催

財団法人 土木研究センター

地下構造物免震技術普及委員会

 

3.後  援

建設省土木研究所

社団法人 土木学会

 

4.協  賛

社団法人 日本土木工業協会

社団法人 建設コンサルタンツ協会

 

5.開催場所、募集人員、開催日

開催地

募集人員

開催時期

場所

東京
250
10月 9日(金)
千代田区(総評会館)
大阪
150
10月16日(金)
北区(阪急グランドビル)

 

6.受 講 料
 (消費税込)

10,000円/人(テキスト代6,000円を含む)
但し昼食の準備は致しません。

 

7.申込方法

下記申込書様式で必要事項を記入の上、FAXでお申し込み下さい。

 

8.受講料の支払方法

(1)

銀行振込

(2)

当日払い

* 申 込 書 到 着 後、 受 講 券 を 送 付 致 し ま す

 

振込先:あさひ銀行 秋葉原支店 普通1142186
    (財)土木研究センター

 

9.締 切 日

各地開催日の5日前とする。
なお、定員になり次第締切らせて頂きます。

 

10.申込先及び問合先

財団法人 土木研究センター 企画調査部 酒井・伊藤・鷹取
〒110-0016
 東京都台東区台東1−6−4 タカラビル
 TEL:03−3835−3609
 FAX:03−3832−7397
 E-mail:kikaku@pwrc.or.jp

 

11.申込書様式

 


 

講 習 会 申 込 書 様 式

 氏  名 

 会社名、所在地、電話、FAX 

 受講希望地 

該当する事項を○で囲んで下さい。
〈受講料支払方法〉
1.銀行振込
2.当日払い

(1)見積・(2)請求書
が必要な場合はご連絡下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


 

ジオテキスタイル盛土排水・補強設計システム

(GEO−D)(Windows版)

 

 本システムは、建設省土木研究所官民共同研究の成果である「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル」に基づき、ジオテキスタイル補強土工法普及委員会が開発したもので、粘性土で盛土を行う場合に、圧密促進効果のある排水用のジオテキスタイルを使用するための設計計算を行うプログラムです。また、圧密促進による発現強度が不足する場合に、従来の盛土補強工法(GEO−E)と同機能の引張補強材を組み合わせた設計ができます。

 

稼動環境:Windows95または3.1(容量1MB)
販売価格:50万円(消費税、送料別)

 

 

お問い合わせ先
財団法人 土木研究センター
ジオテキスタイル補強土工法普及委員会
           佐野 稔

〒110-0016 東京都台東区台東1-6-4(タカラビル)
TEL:03-3835-3609 FAX:03-3832-7397

 


 

 コピーサービス・検索可能な文献目録のお知らせ 

 

 当センターでは建設省土木研究所発行の土木研究所資料、土木研究所報告、共同研究報告書、土木研究所彙報等のコピーサービスを行っております。注文はファックスでお願いいたします。請求書と複写した本をお送りいたします。
 料金1頁につき50円(土木研究センター賛助会員は1頁40円)(消費税、送料は別途)
 なお、「土木研究所刊行物目録」(3,000円)や、パソコンで資料番号の検索ができる「土木研究所資料目録速報MS.DOSテキストデータフロッピー」(エクセル、ロータス123、ワード、ワードプロ、一太郎および桐Ver5などで読み取れます)(3,000円)も用意してありますので文献の調査や検索にご利用下さい。

 

お問い合わせ、申し込み先
 〒300-2624 つくは市西沢2−2 財団法人 土木研究センター 技術研究所
 出版編集部 鈴木・松岡   TEL:0298-64-2521  FAX: 0298-64-2515 

 


 

土木技術資料の購読案内

 

 土木技術資料の申し込みは下記の申込書でFAXを御利用下さい。

<購  読  料>

土木技術資料 1冊 ¥1,050

年間購読料  ¥12,600(税・送料込)

<お問い合わせ先>

財団法人土木研究センター技術研究所

〒300-26 つくば市西沢2−2

TEL 0298-64-2521 FAX 0298-64-2515

担 当 木 本 正 子

切り取り線




土木技術資料購読申込書

御名前

担当者名

団体購読

個人購読
(いずれかに○印)

送付先&御住所



TEL

FAX

申込部数   平成   年   月より   部

購読中の方で申込内容に変更が生じた方は、すみやかに上記担当者にご連絡下さい。




切り取り線



  土木技術資料 8月号(数値シミュレーション特集) 目次  

 
題名
研究室名
著者名

グラビア

ダムの水理と数値シミュレーション

水工水資源

野仲典理 柏井条介

 

施設紹介

大気汚染実験施設

交通環境

大西博文 川上篤史 稲沢太志

2

ニュース

自然河岸の侵食予測技術に関するミニワークショップ開催される

河川

服部敦

4

ニュース

地盤の現地評価に関する国際会議(ISC’98)に参加して

施工

光橋尚司

5

ニュース

UJNR耐風・耐震構造専門部会第30回合同部会開催される

振動・防災課

田村敬一 杉田秀樹 小林寛

6

ニュース

「第7回日独排水及びスラッジ処理についてのワークショップ」開催される

三次処理

鈴木穣

8

ワールド

スウェーデンにおける道路事情の一端

道路交通総合研究官

常田賢一

9

新しい基準・指針

環境影響評価法の技術指針に関する省令について

交通環境

江橋英治

10

建設技術Q&A

既設RC床版の補修補強工法

橋梁

廣松新

12

研究テーマ紹介

多孔質弾性舗装

総合交通安全研究官

小林保

14

研究テーマ紹介

温室効果ガス排出抑制のための下水処理システム対策技術

三次処理

重村浩之

15

施設紹介

雨霧環境実験施設の完成

高度道路システム

平澤匡介

16

論説

研究者の孤独

生態保全技術研究官

田中隆

18

特集報文

湖沼流域環境管理シミュレーションシステム

環境計画

安倍和雄 和田一斗 杉盛啓明 寺川陽

20

特集報文

植生層を対象とした土壌−植生−大気系での熱・水移動モデル

水文

兒玉法彰 深見和彦 金木誠 

26

特集報文

トンネル切羽の挙動に関する数値解析

トンネル

池口正晃 真下英人 杉山清幸

32

特集報文

大型基礎の沈下挙動の解析

基礎

福井次郎 石田雅博 秋田直樹 三木健男

38

特集報文

道路ネットワークの耐震性評価手法の提案

防災技術課

野崎智文 杉田秀樹

44

特集報文

地盤液状化問題における弾塑性有限要素解析法の適用

動土質

松尾修 岡村未対 島津多賀夫 西邦夫

50

特集報文

3次元動的有限要素解析に基づく地下構造物の免震メカニズム

耐震

運上茂樹 星隈順一 村井和彦

56

一般報文

2次元衝突シミュレーションへの車両横転モデルの適用と防護柵の必要高さ

交通安全

安藤和彦 濱田俊一   

62
 


新着情報インデックスへ戻る