令和7年度下期には,恒例となっているJICA沖縄研修を12月1日〜12月19日に実施しました.この研修は,「持続性の高い海岸保全対策」の習得を目指したもので,この研修には,海外より10名の技術者が参加しました.その内訳は,Barbados 1名, Indonesia 2名, Maldives 2名, Nauru 1名, Philippine 3名, Thailand 1名でした.沖縄本島,宮古島の海岸で実地研修を行うとともに,静岡県の安倍川流域と静岡・清水海岸,さらには養浜が行われている神奈川県茅ヶ崎海岸を訪れ,実物を見学しながら幅広いdiscussionを行いました.さらに研修効果を高めるために,2026年4月4日までに研修中の観察結果(4件)をまとめ,各研修員に送付して事後研修も行いました.そのほか各地の踏査録については今後送付の予定です.この間,2025年10月から2026年3月まで(令和7年の下半期)には,次の23件の論文を発表しました.海洋開発論文が8件,海岸工学論文が14件,雑誌海岸が1件です. |
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[海洋開発] |
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1) |
宇多高明, 野志保仁:ヘッドランド間での汀線の湾曲と変動による直線状護岸の被災-九十九里浜一宮海岸の例-,土木学会論文集(海洋開発),第81巻17号,2025.論文ID: 25-18005 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-18005 |
2) |
増田 遥, 宇多高明, 船木陽翔, 野志保仁:沿岸・岸向き漂砂の同時作用による中津三百間砂州の変形,土木学会論文集(海洋開発),第81巻17号,2025.論文ID: 25-18007 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-18007 |
3) |
宇多高明:Cebu島中部とMactan島南部の海岸調査,土木学会論文集(海洋開発),第81巻17号,2025.論文ID: 25-18011 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-18011 |
4) |
宇多高明, 柴田光彦, 大木康弘, 村田昌樹, 高橋紘一朗:離岸距離の小さな不透過離岸堤による養浜砂流出防止-阿字ヶ浦海岸の例-,土木学会論文集(海洋開発),第81巻17号,2025.論文ID: 25-18013 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-18013 |
5) |
宇多高明, 福田達樹, 舟橋真彦, 竹内由衣, 山下さくら:天竜川河口右岸(浜松五島海岸)で近年急激に進む侵食,土木学会論文集(海洋開発),第81巻17号,2025.論文ID: 25-18015 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-18015 |
6) |
宇多高明, 米澤 淳, 諏訪 大:秋谷海岸における養浜後の礫量の減少原因の検討,土木学会論文集(海洋開発),第81巻17号,2025.論文ID: 25-18017 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-18017 |
7) |
森 智弘, 宮川晃希, 宇多高明, 大中 晋, 倉上桃佳, 三波俊郎:Lombok海峡に位置するPenida島北岸での海浜変形と対策検討,土木学会論文集(海洋開発),第81巻17号,2025.論文ID: 25-18018 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-18018 |
8) |
宇多高明, 長谷川準三, 渡邊一政, 小野能康, 横田拓也:茅ヶ崎海岸における過去20年間の継続養浜による砂浜の復元,土木学会論文集(海洋開発),第81巻17号,2025.論文ID: 25-18022 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-18022 |
[海岸工学] |
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1) |
宇多高明:沿岸漂砂阻止と汀線上への海岸道路の建設により進む海岸の人工化-PhilippineのAlbay Gulf沿岸の例-,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17028 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17028 |
2) |
宇多高明, 露木靖, 原田太輔, 五十嵐竜行, 水野静:放水路上流端ゲートの閉鎖・開放時の函体内堆砂の相違に関する現地実験,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17029 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17029 |
3) |
船木陽翔, 宇多高明, 野志保仁:干潟起源の漂砂によりカブトガニ産卵地,砂浜,植生帯を同時に広げる方法,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17033 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17033 |
4) |
宇多高明, 長谷川準三, 渡邊一政, 小野能康, 横田拓也, 五十嵐竜行:菱沼海岸におけるサンドエンジン養浜(指定区域での連続養浜)の効果検討,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17034 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17034 |
5) |
宇多高明, 柴田直紀, 大井戸志朗, 山下さくら, 花田昌幸:浜幅と汀線変化から見た東部遠州灘海岸の侵食実態,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17037 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17037 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17037 |
6) |
新見将輝, 楠原啓右, 市川真吾, 宇多高明:アフリカ大陸西端に位置するSenegalのNdayane付近の漂砂特性,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17038 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17038 |
7) |
松島宏, 大石祐嗣, 堀内春希, 宇多高明, 三波俊郎, 佐藤瑠聖, 浅野剛:レーザー・NMB測量データを用いた駿河海岸の海浜地形変化の解析,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17129 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17129 |
8) |
生田目瑠偉, 宇多高明, 野志保仁:季節的水位変動を有する猪苗代湖での砂嘴の発達と変形,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17222 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17222 |
9) |
宇多高明, 横田拓也, 野志保仁, 五十嵐竜行:放水路上流端のゲート開閉による函体内堆砂の違い-水路実験とBGモデルによる計算-,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17223 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17223 |
10) |
谷川健一, 宇多高明, 日下部満, 有村盾一, 鈴木翔太:U下新川海岸の生地鼻に設置された有脚式突堤周辺での急激な地形変化とその後の回復過程,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17224 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17224 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17224 |
11) |
宇多高明, 阿部良, 松本恵太朗, 大木康弘:大洗港沖防波堤背後での継続的堆砂と鉾田海岸の侵食,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17225 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17225 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17225 |
12) |
宇多高明, 近藤俊彦, 小野能康, 横田拓也, 五十嵐竜行, 野志保仁:稲村ケ崎沖での海浜流の実測と数値モデルによる検証,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17230 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17230 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17230 |
13) |
宇多高明, 松島宏, 大石祐嗣, 堀内春希, 村田昌樹, 河端平, 浅野剛:洪水と波の作用下での大井川河口部の地形変化の再現計算,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17232 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17232 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17232 |
14) |
宇多高明, 松島宏, 大石祐嗣, 堀内春希, 村田昌樹, 佐藤瑠聖, 浅野剛:BGモデルによる駿河海岸の地形変化の再現と予測,土木学会論文集(海岸工学),第81巻17号,2025.論文ID: 25-17233 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17233 DOI https://doi.org/10.2208/jscejj.25-17233 |
[雑誌海岸] |
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1) |
宇多高明:久米島近くにある奥武島での海浜変形調査,海岸,Vol.62, pp.52-56, 2026. |