令和4年度上期にはようやくコロナ収束のきざしが見えて来ました.この中で,幸い筆者は感染することなく,今まで通り仕事を進めてきました.2022年4月から2022年9月までの上半期には次の8件の論文を出しました.地形が1件(英文),諸論文が5件,INTECからの発行論文(英文)が1件です.なお,7月に開催された土木学会の海洋開発シンポジウムでは13件の論文発表を行いましたが,土木学会のホームページには9月末までにアップされなかったため,これらについては次回送りとしました.なお,前回までにお知らせしたように,「Beaches in Okinawa and Recent Changes, Second Edition」の第二版を令和3年度上期に出版し,土木研究センターより定価8,000円(消費税別)で配布しています.また,上半期にはJICAの海岸案件に積極的に関わり,8月には北ジャワの海岸調査を,9月にはバリ島の海岸調査を行いました.これらの調査の結果についてはいずれレポートを作成する予定です. |
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[地形] |
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1) |
Uda, T., Yokota, T., and Noshi, Y. 2022. Field observation of the formation of sand spit and sandbar along the north shore of Lake Yamanaka, Trans., Japan. Geomorphological Union, 43-2, pp. 63-77. |
[諸論文] |
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1) |
宇多高明,大木康弘:直立堤防により分断された海岸の環境修復の可能性,日本沿岸域学会研究討論会2022講演概要集,No.34(PDF),セッション2-2,2022. |
2) |
宇多高明,五十嵐竜行,伊達文美,野志保仁:新設人工海浜における飛砂問題-沖縄豊崎海浜公園の例,日本沿岸域学会研究討論会2022講演概要集,No.34(PDF),セッション3-3,2022. |
3) |
星上幸良,宇多高明,三田周平,野志保仁,菊地桂史:沿岸漂砂による前浜砂の分級と前浜勾配の変化,日本沿岸域学会研究討論会2022講演概要集,No.34(PDF),セッション3-4,2022. |
4) |
星上幸良,宇多高明,大木康弘,押見青幹,三浦颯斗:阿字ヶ浦北部海浜のUAV 測量と現地調査,日本沿岸域学会研究討論会2022講演概要集,No.34(PDF),セッション15-2,2022. |
5) |
宇多高明,星上幸良,五十嵐竜行:沼川第二放水路でのフラッシュ放流の現地実験,日本沿岸域学会研究討論会2022講演概要集,No.34(PDF),セッション19-4,2022. |
[INTECのopen access論文] |
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1) |
Yokota, T., Uda, T., and Noshi, Y. 2022. Numerical simulation on sand accumulation behind artificial reefs and enhancement of windblown sand to hinterland, INTEC, London. |