令和3年度においても8月まではコロナウイルスの急速な感染拡大が続きました.しかし9月になると感染数が大きく減少しました.この理由はよくわかりませんが,この間も淡々と仕事を進めてきました.2021年4月から2021年9月までの上半期に発表した論文は次の29件でした.海洋開発が18件,著作(英文)が1件,英文雑誌が2件,諸論文が8件です.なお,前回までにお知らせしたように,BGモデル(Bagnold概念に基づく3次元海浜変形モデル)については2018年12月INTEC社から「Morphodynamic model for predicting beach changes based on Bagnold’s concept and its applications」と題して出版しております.その内容は,ホームページ |
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[海洋開発] |
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1) |
宇多高明, 星上幸良, 長谷川孝幸, 薩川裕貴, 五十嵐竜行, 金澤拓磨:セットバック式に改良された沼川第二放水路1号水路での放水実験,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_307-I_312,2021. |
2) |
宇多高明, 伊達文美, 大木康弘, 関根雅人, 野志保仁:波向の季節変動に起因する沖縄知念沖のコマカ島の砂州変形,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_319-I_324,2021. |
3) |
横田拓也, 小林昭男, 宇多高明, 星上幸良, 野志保仁:稲毛海岸における養浜後の地形変化観測と再現計算,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_325-I_330,2021. |
4) |
関根雅人, 小林昭男, 宇多高明, 野志保仁, 芹沢真澄:全方位から波の作用を受ける砂でできた円形島の変形予測,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_337-I_342,2021. |
5) |
高橋紘一朗, 小林昭男, 宇多高明, 野志保仁:作用波高の大小に起因する海浜植生帯の分布域の変化,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_547-I_552,2021. |
6) |
宇多高明, 吉岡 敦, 佐々木常光, 藤谷匡哲, 大谷靖郎, 三波俊郎:葉山港の防波堤による波の遮蔽を受ける逗子海岸の海浜変形,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_799-I_804,2021. |
7) |
宇多高明, 吉岡 敦, 佐々木常光, 藤谷匡哲, 大谷靖郎, 三波俊郎:横須賀海岸秋谷(大崩浜田)地区での礫養浜に伴う地形変化の実態,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_805-I_810,2021. |
8) |
宇多高明, 田村貴久, 小金宏秋, 大谷靖郎, 三波俊郎, 伊達文美:鎌倉海岸由比ヶ浜地区の海浜変形予測,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_811-I_816,2021. |
9) |
宇多高明, 田村貴久, 小金宏秋, 大谷靖郎, 三波俊郎, 伊達文美:金田湾に面した北下浦漁港〜三浦海岸の海浜変形,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_817-I_822,2021. |
10) |
宇多高明, 田村貴久, 小金宏秋, 大谷靖郎, 三波俊郎, 伊達文美:鎌倉海岸七里ヶ浜地区での侵食機構の解析と対策案の検討,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_823-I_828,2021. |
11) |
宇多高明, 田村貴久, 小金宏秋, 三波俊郎, 大谷靖郎:相模川河口部と柳島海岸での地形変化解析,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_829-I_834,2021. |
12) |
宇多高明, 吉岡 敦, 佐々木常光, 藤谷匡哲, 大谷靖郎, 芹沢真澄:小田原国府津・前川海岸の海浜変形予測,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_835-I_840,2021. |
13) |
石川仁憲, 宇多高明, 田村貴久, 小金宏秋, 横田拓也, 大谷靖郎:広域土砂管理としての海浜背後に堆積した飛砂の有効利用の検討,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_841-I_846,2021. |
14) |
宇多高明, 大中 晋, 市川真吾, 森 智弘:インレットの改変に伴う洲島の海浜変形 -Maldives,Addu環礁内のMeedhoo島の例-,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_847-I_852,2021. |
15) |
宇多高明, 横田拓也, 高橋紘一朗, 伊達文美:霞ヶ浦天王崎に創生された湖浜の安定性の確認,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_853-I_858,2021. |
16) |
宇多高明, 吉岡 敦, 佐々木常光, 藤谷匡哲, 大谷靖郎, 石川仁憲, 芹沢真澄:平塚・大磯海岸の海浜変形とBGモデルによる再現計算,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_883-I_888,2021. |
17) |
宇多高明, 高岡達也, 吉澤重男, 高橋幸一, 大谷靖郎, 三波俊郎:相模湾西部御幸の浜の海浜変形,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_889-I_894,2021. |
18) |
宇多高明, 古波蔵健, 永田 満, 五十嵐竜行:高波浪による名護市東江海岸の人工海浜での砂の流出,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.77,No.2,pp.I_901-I_906,2021. |
[著作] |
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1) |
Uda, T. 2021. Beaches in Okinawa and Recent Changes, Second Edition, Public Works Research Center, Tokyo, 455 pp. |
[英文雑誌] |
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1) |
Uda, T. and Serizawa, M. 2021. Elongation of a sand spit offshore of groins due to high-angle wave instability, Global Media Journal, Vol. 19, No.S7:252. https://www.globalmediajournal.com/open-access/elongation-of-a-sand-spit-offshore-of-groins-due-to-highangle-wave-instability.pdf |
2) |
Uda, T. 2022. Fundamental issues in Japan’s coastal management system for the prevention of beach erosion, Maritime Technology and Research, Vol. 4, No. 1, pp. 1-18. DOI: https://doi.org/10.33175/mtr.2022.251788 |
[諸論文] |
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1) |
星上幸良,宇多高明,横田拓也,押見青幹:UVAによる由比ヶ浜および材木座海岸の3次元海浜形状の観測, 日本沿岸域学会研究討論会2021講演概要集,No.33(PDF),セッション3-1,2021. |
2) |
宇多高明,星上幸良,大谷靖郎,押見青幹,横田拓也,高橋紘一郎:UAV による秋谷海岸での養浜後の3次元海浜形状の測定, 日本沿岸域学会研究討論会2021講演概要集,No.33(PDF),セッション3-2,2021. |
3) |
小関りな,竹内麻莉愛,小林昭男,宇多高明,野志保仁:海岸での海水浴利用客分布の測定法, 日本沿岸域学会研究討論会2021講演概要集,No.33(PDF),セッション7-2,2021. |
4) |
星上幸良,宇多高明,三波俊郎,金澤琢磨:鎌倉市稲村ケ崎周辺における海食崖と海食洞の発達, 日本沿岸域学会研究討論会2021講演概要集,No.33(PDF),セッション10-3,2021. |
5) |
宇多高明:海岸線付近の土地の縦割り管理から必然的に起こる自然海浜の消失, 日本沿岸域学会研究討論会2021講演概要集,No.33(PDF),セッション10-4,2021. |
6) |
加藤 颯,渡辺 聡,小林昭男,宇多高明,横田拓也,野志保仁:犬吠崎に隣接する君ヶ浜海岸の変遷, 日本沿岸域学会研究討論会2021講演概要集,No.33(PDF),セッション10-5,2021. |
7) |
辛 翔,青木伸一,岡辺拓巳,西崎紘平,小坂井翠,阿部廉太郎,宇多高明:海食崖前面の砂丘の形成メカニズムに関する研究, 日本沿岸域学会研究討論会2021講演概要集,No.33(PDF),セッション11-4,2021. |
8) |
宇多高明,大木康弘,住谷廸夫:日本の渚百選の一つ高戸小浜の消失, 日本沿岸域学会研究討論会2021講演概要集,No.33(PDF),セッション17-4,2021. |