今期もまた様々な研究活動を行いました。10月23日〜27日にはVietnamのHo Chi Minh City UniversityでのWorkshopのためVietnamを、次いで11月25日〜28日にはJakartaでの海岸workshopのためIndonesiaを訪問しました。続いて12月3日〜6日には韓国のKiostの招待によりSoulでの海岸worksopに参加しました。年が明けた2015年2月1日〜6日には、JICAによるTuvaluでの礫養浜に関する事前打ち合わせのためTuvaluを訪問しました。このように今季は海外出張が続きました。この間、2014年10月から2015年3月までの下半期に発表した論文のリストは次のようです。海岸工学が18件、海洋開発が17件、地形が1件、土木技術資料が1件の合計37件でした。英文論文は出ていませんが、2014年6月に韓国で開催されたICCEでは10件の論文発表を行っていますので間もなく公表の予定です。なお、前回絶版となっていた下記の本をCD-R版として再発行しましたが、今回改めて再掲します。 |
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[海岸工学論文集] |
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1) |
宇多高明,水垣 浩,宇野晃一,大木康弘,酒井和也:南九十九里浜の地形変化要因:地盤沈下,沿岸漂砂,2011年大地震による地殻変動,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_516-I_520,2014. |
2) |
宇多高明,上原博彦,日向野 崇,大木康弘:地震津波と沖合養浜に起因する鹿島灘海岸沖の地形変化,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_526-I_530,2014. |
3) |
宇多高明,水垣 浩,宇野晃一,野志保仁:BGモデルによる海底地形と粒径変化の予測―北九十九里浜への適用,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_541-I_545,2014. |
4) |
宇多高明,酒井和也,李 裕群:島根県宍道湖南岸の鳥ヶ崎砂州の形成と湖岸変化,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_596-I_600,2014. |
5) |
宇多高明,芹沢真澄,宮原志帆:Oriented Lakesの形成機構,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_611-I_615,2014. |
6) |
古屋成吉,小林昭男,宇多高明,野志保仁:館山湾内に位置する沖ノ島背後におけるトンボロの形成機構,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_641-I_645,2014. |
7) |
芹沢真澄,宇多高明,宮原志帆:傾斜した浅海底における砂嘴発達時の地形変化特性,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_656-I_660,2014. |
8) |
宇多高明,小沼佳記,石神将次郎,石川仁憲,古池 鋼,三波俊郎:地盤沈降と波の作用が重合した御前崎海岸の長期的地形変化の再現,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_661-I_665,2014. |
9) |
市野智一,水野良幸,宇多高明,石川仁憲,三波俊郎:世界文化遺産として指定された三保松原周辺での侵食の実態,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_666-I_670,2014. |
10) |
杉保聡正,岩崎伸昭,宇多高明,石川仁憲,芹沢真澄,宮原志帆:世界文化遺産「富士山」の構成資産としての三保松原の海岸保全策の検討,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_671-I_675,2014. |
11) |
宇多高明,石川仁憲,三波俊郎,加畑勝之,佐藤純一郎:駿河湾西岸の御前崎〜勝間田川河口間の海浜変形に及ぼす地殻変動の影響,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_676-I_680,2014. |
12) |
國村一郎,丹羽秀一,熊切良行,宇多高明,三波俊郎,石川仁憲:富士川河口部における洪水時の土砂動態,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_686-I_690,2014. |
13) |
宇多高明,石川仁憲,三波俊郎,青葉佳宏,大井戸志朗:静岡県浜松篠原海岸における粗粒材養浜後の地形変化実態,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_691-I_695,2014. |
14) |
宇多高明,石川仁憲,古池 鋼,青葉佳宏,大井戸志朗:静岡県浜松篠原海岸における養浜後の地形変化の再現と将来予測,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_696-I_700,2014. |
15) |
國村一郎,丹羽秀一,熊切良行,宇多高明,石川仁憲,三波俊郎:富士海岸の吉原工区における礫養浜の効果検証,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_701-I_705,2014. |
16) |
船橋昇治,四十物 利孝,武笠裕美,宇多高明,酒井和也,芹沢真澄,宮原志帆:二宮海岸での粗粒材養浜による砂浜復元の実証実験,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_706-I_710,2014. |
17) |
渡辺国広,諏訪義雄,宇多高明,五十嵐竜行,石川仁憲,酒井和也:低天端突堤による砂礫海岸の漂砂制御の評価,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_711-I_715,2014. |
18) |
片野正章,三浦義昭,日野口 厳,宇多高明,五十嵐竜行,大木康弘,三波俊郎:仙台湾南部山元海岸で観測された津波の戻り流れによるバーの消失,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.70,No.2,p.I_1411-I_1415,2014. |
[海洋開発] |
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1) |
宇多高明,酒井和也:海岸保全施設の点検手法についての新たな提案,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_588-I_593,2014. |
2) |
三田航平,小林昭男,宇多高明,野志保仁:富津岬北岸の漂砂特性と2011年大津波による砂の押し込み,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_600-I_605,2014. |
3) |
本郷延悦,石川仁憲,宇多高明,三波俊郎:西湘海岸の侵食と高波浪による西湘パーキングエリアの護岸の被災,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_618-I_623,2014. |
4) |
宇多高明,大木康弘,酒井和也,李 裕群:千葉県九十九里浜北部の野手海岸で進む侵食と津波対策,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_624-I_629,2014. |
5) |
芹沢真澄,宇多高明,宮原志帆:島により波が遮蔽された条件での湾口砂州変形の数値計算,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_630-I_635,2014. |
6) |
芹沢真澄,宇多高明,小林昭男,宮原志帆:BGモデルによる富津岬先端部砂州の大変動の再現計算,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_636-I_641,2014. |
7) |
宇多高明,芹沢真澄,宮原志帆:陸繋砂州の発達予測モデル,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_642-I_647,2014. |
8) |
野志保仁,北村俊介,宇多高明,小林昭男,星上幸良:千葉県日在浦海岸における海浜変形,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_660-I_665,2014. |
9) |
宇多高明,大中 晋,芹沢真澄:Bali海峡に面したPengambengan漁港周辺の海浜変形,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_678-I_683,2014. |
10) |
小林昭男,草木大地,宇多高明,野志保仁:神向寺・明石海岸での礫層上への砂の堆積機構の観測,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_690-I_695,2014. |
11) |
宇多高明,星上幸良,古池 鋼,小澤宏樹:福井県鷹巣港防波堤背後の和布地区にある天然プールへの堆砂機構,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_696-I_701,2014. |
12) |
宇多高明,石川仁憲,三波俊郎,細川順一,佐々木常光,古池 鋼:粗粒材養浜による茅ヶ崎中海岸の保全と隣接海水浴場への礫の広がり防止策,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_702-I_707,2014. |
13) |
仲嶺 智,山城明統,宇多高明,石川仁憲,嶺井治男,三波俊郎:養浜による砂浜復元とアオウミガメの産卵地の回復-伊良部島の長山の浜の例,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_708-I_713,2014. |
14) |
荒川大輝,小林昭男,宇多高明,野志保仁,星上幸良:上総湊の湊川から磯根崎で進む海岸侵食とその機構,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_720-I_725,2014. |
15) |
宇多高明,水垣 浩,宇野晃一,大木康弘,酒井和也:九十九里浜北部における海浜砂の粒径分級,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_726-I_731,2014. |
16) |
宇多高明,芹沢真澄,宮原志帆,三波俊郎:Bali島のSanur Beach南東部のリーフギャップ背後のY字突堤沖への堆砂機構,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_756-I_761,2014. |
17) |
宇多高明,松井隆佳,千秋智和,星上幸良,小澤宏樹,芹沢真澄:福井県浜住海岸の人工リーフの改良策の検討,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,p.I_762-I_767,2014. |
[地形] |
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1) |
宮原志帆,宇多高明,芹沢真澄:極浅海域に形成されたbarrier islandの観察と数値計算結果との比較,地形,Vol.35,pp.367-386,2014. |
[土木技術資料] |
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1) |
宇多高明,伊達文美:湖での防波堤建設に伴う湖浜変形-宍道湖での事例〜宍道湖での事例〜,土木技術資料,Vol.57-3,pp.58-61,2015. |