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「なぎさ総研」では、今期も積極的な研究活動を進めるとともに、日本国内はもちろんBali島やVietnamの海岸調査にも参加し、技術アドバイザーとしての仕事を多く進めました。また、多くの問題について技術レポートを作成し、少しでも現場の役に立つよう努力しました。さらに2008年8月30日から9月7日までHamburgで開催されたICCEにも参加し、9編の論文発表を行いました。 なお、海洋開発論文集の13件の論文の巻数「第24巻」の書き忘れ、雑誌地形への既発表論文の記述忘れ、さらにはICCEの発表論文8件の記述忘れがありましたので、これらについて2014年9月30日、修正しました(赤色付け部分)。 |
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[海洋開発論文集] |
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1) |
石川仁憲・宇多高明・青島元次・吉岡 敦・三波俊郎(2008):海岸保全とサーフィン利用の観点から見た台風9号による湘南海岸への影響, 海洋開発論文集,第24巻,pp.441-446 |
2) |
宇多高明・青島元次・吉岡 敦・三波俊郎・石川仁憲(2008):湘南海岸における飛砂量の検討, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1195-1200. |
3) |
小林昭男・宇多高明・野志保仁・芹沢真澄(2008):Coral reef における砂浜発達のモデル, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1231-1236. |
4) |
福濱方哉・宇多高明・山田浩次・芹沢真澄・石川仁憲(2008): 前浜勾配と汀線の短期変動の予測モデル, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1237-1242. |
5) |
宇多高明・西谷 誠・芹沢真澄・三波俊郎・石川仁憲(2008):静岡海岸におけるsand bodyの移動促進策の検討, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1261-1266. |
6) |
古池 鋼・宇多高明・芹沢真澄・三波俊郎・石川仁憲(2008):河口デルタ海岸線における侵食域の圧縮現象, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1267-1272. |
7) |
渡辺剛士・小林昭男・宇多高明・星上幸良・野志保仁・清水達也(2008): 海蝕崖の崩落土砂の漂砂系への供給メカニズム, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1273-1278. |
8) |
宇多高明・今井雄二・三波俊郎・石川仁憲・古池 鋼・芹沢真澄(2008):西湘バイパスの被災原因の検討, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1285-1290. |
9) |
宇多高明・大木康弘・住谷廸夫(2008):茨城県下桜井海岸での異常な斜め入射波による急激な侵食, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1297-1302. |
10) |
宇多高明・宮原志保・古池 鋼・芹沢真澄・星上幸良・沖田勝俊(2008):京都府後ケ浜海岸の侵食実態, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1315-1320. |
11) |
宇多高明・三波俊郎・古池 鋼・星上幸良・長山英樹(2008):南九十九里浜の侵食と堆積の実態, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1321-1326. |
12) |
宇多高明・三波俊郎・長山英樹・住谷廸夫・熊田貴之(2008): 茨城県成沢・多賀・河原子海岸の侵食実態, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1327-1332. |
13) |
岩瀬光平・小林昭男・宇多高明・石川仁憲・野志保仁・清水達也(2008):人為的要因による北下浦海岸の侵食と三浦海岸の堆積, 海洋開発論文集,第24巻,pp.1333-1338. |
[河川技術論文集] |
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1) |
宇多高明・田代洋一・長山英樹(2008):河道特性を反映した中小河川管理に向けて-千葉県夷隅川支川落合川を例として-,河川技術論文集, 第14巻, pp.115-120.部支部特別講演会, pp. 29-38. |
2) |
宇多高明・見澤正勝・中村和也・竹廣 学・今村史子・城野裕介(2008):涸沼における湖岸植生帯再生のモニタリング調査報告, 河川技術論文集, 第14巻, pp.397-402. |
[地形] |
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1) |
宇多高明・木暮陽一・銭谷秀徳・三波俊郎・石川仁憲(2008):霞ヶ浦における植生帯と砂浜の消失要因の検討,地形,Vol. 29-2, pp. 187-201. |
2) |
野志保仁,小林昭男,宇多高明,熊田貴之,芹沢真澄(2008):粒度組成と個々の粒径に対応した複合平衡勾配を考慮した海浜変形・粒径変化予測モデル,地形,Vol. 29-4, pp. 399-419. |
[著作] |
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1) |
宇野木早苗・山本民次・清野聡子(編)(2008):「川と海」, 築地書簡, p.297, 第3章(pp.36-44),第8章(pp.92-105). |
[沿岸域学会講演集] |
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1) |
酒井和也・宇多高明・星上幸良・小澤宏樹(2008):空中写真による近年の富津岬の変形調査, 日本沿岸域学会研究討論会2008講演概要集,No.21, pp.47-50. |
2) |
遠藤将利・小林昭男・宇多高明・野志保仁・清水達也・熊田貴之(2008):単一粒径砂と混合砂でできた海浜の波による応答の違いに関する実験, 日本沿岸域学会研究討論会2008講演概要集,No.21, pp.73-76. |
3) |
小林昭男・宇多高明・武 映一郎・野志保仁(2008):干潟におけるヨシ帯の再生機構に関する現地実験, 日本沿岸域学会研究討論会2008講演概要集,No.21, pp.133-138. |
4) |
下山陽平・小林昭男・宇多高明・星上幸良・熊田貴之(2008):海浜変形とチョウセンハマグリの生息環境の関係, 日本沿岸域学会研究討論会2008講演概要集,No.21, pp.139-142. |
5) |
宇多高明・三波俊郎・長山英樹(2008):ポケットビーチでの離岸堤・突堤の建設と周辺域での侵食の激化の関係, 日本沿岸域学会研究討論会2008講演概要集,No.21, pp.187-192. |
6) |
宇多高明・青島元次・吉岡 敦・石川仁憲(2008):古写真による過去の海岸状況の復元と期待砂浜像の具体化, 日本沿岸域学会研究討論会2008講演概要集,No.21, pp.193-198. |
7) |
宇多高明・星上幸良・小林昭男(2008):海岸保全と沿岸域漁業の間で起きているconflict, 日本沿岸域学会研究討論会2008講演概要集,No.21, pp.199-202. |
8) |
小澤宏樹・宇多高明・星上幸良・内木場 俊(2008):ポケットビーチにおける人工リーフ建設に伴う海浜変形-福岡県鐘崎海岸の例-, 日本沿岸域学会研究討論会2008講演概要集,No.21, pp.203-206. |
[ICCE] |
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1) |
Yoshioka, A., T. Uda, G. Aoshima, K. Furuike and T. Ishikawa. 2008. Field experiment of beach nourishment considering changes in grain size and prediction of beach changes Proc. 31st ICCE, pp.2694-2706. |
2) |
Nagayama, H., T. Uda, T. Matsu-ura and T. Kumada. 2008. Prediction of bathymetric and grain size changes around port subject to active supply of sand from large river, Proc. 31st ICCE, pp. 2110-2122. |
3) |
Matsu-ura, T., T. Uda, T. Kumada and H. Nagayama. 2008. Evaluation of stabilization effect by artificial headlands built on Kashimanada coast using model for predicting changes in contour lines and grain sizes, Proc. 31st ICCE, pp. 1888-1900. |
4) |
Fukuhama, M., T. Uda, K. Yamada, M. Serizawa and T. Ishikawa. 2008. Model for predicting short-term variation of foreshore slope and shoreline applying concept of equilibrium slope, Proc. 31st ICCE, pp. 1839-1850. |
5) |
Kumada, T., T. Uda and M. Serizawa. 2008. Model for predicting the extension of habitat of Japanese hard clam Meretrix lamarckii, Proc. 31st ICCE, pp. 4549-4561. |
6) |
Uda, T., M. Serizawa, M. Nishitani and T. Ishikawa. 2008. Field investigation and numerical simulation of movement of sand body, Proc. 31st ICCE, pp. 2051-2063. |
7) |
Nishitani, M., T. Uda, M. Serizawa and T. Ishikawa. 2008. Measurement and prediction of deformation of conveyer belts carrying gravel and fine sand off Shimizu coast, Proc. 31st ICCE, pp. 2570-2582. |
8) |
Serizawa, M., T. Uda, T. San-nami, K. Furuike and T. Ishikawa. 2008. Model for predicting formation of dynamically stable ebb tidal delta off tidal inlet, Proc. 31st ICCE, pp. 2291-2302. |
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