(一財)土木研究センター/開発技術の紹介/短繊維混合補強土工法

 

短繊維混合補強土工法

 

 この工法は、土や安定処理土に長さ数十〜数百mm、太さ1〜100De(デニール)程度(De:繊維長さ9000mの質量をグラム数で表した単位)の短繊維を土の乾燥重量に対して0.1〜数%程度混合する工法です。このように土や安定処理土の中に繊維を混合することで、強度、靭性(ねばり強さ)などの力学的特性の向上、降雨・流水に対する耐侵食性の向上、さらには、植生根の活着が良くなるなどの効果がある新しい土質材料です。
 粘性土から砂質土、もしくは第2種〜第4種建設発生土の土質材料に適用可能です。
 切土などで発生した発生土を短繊維混合補強土とし、切土のり面の緑化を伴った被覆工として適用した場合、厚層基材吹付工によるのり面被覆工よりコスト面で有利です。

 

●特徴

 

●適用事例

 


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