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合理的な地盤汚染対策工事のコスト縮減 |
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近年、公共工事において、地盤中から廃棄物が見つかることや、重金属やダイオキシン類の汚染などの有害物質により複合的な汚染に遭遇することが増えています。 土木研究センターでは、調査及び適正な対応の検討、試験工事により、工事の進捗を妨げることなく、コストも考慮した適切な提案をいたします。
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廃棄物混じり土と有害物質の対策事例 |
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遭遇状況/当初計画 | 対応策 | |
概念図 | 鉄鋼スラグ混じりの土砂とその下部に 有害物質を含む土砂1万m3に遭遇 |
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工法 | [場外処分]3万m3 | [場外処分] 4,500m3 [場内封じ込め] 5,500m3 |
コスト比率 (直工費) |
1.00 | 0.40 (縮減率60%) (10年間のモニタリング費用込み) |
遭遇状況/当初計画 | 対応策 | |
概念図 | 明治時代の石炭の燃え殻混じり土砂に遭遇 |
不溶化埋め戻しの概念図 |
工法 | [搬出処分]3万m3 | [搬出処分] 2千m3 [現場内盛土] 2万8千m3 燃殻と土の混合物の不溶化処理(不溶化材)(高炉セメントB) |
コスト比率 (直工費) |
1.00 | 0.15 (縮減率85%) |
遭遇状況/当初計画 | 対応策 | |
概念図 | ||
工法 | セメント安定処理 | 袋詰脱水処理工法 |
コスト比率 (直工費) |
1.00 | 0.2 (縮減率80%) |
問題と解決 | ・処理量の増加 ・処分場の沈下変形への追随困難 ・将来の掘削困難 |
・脱水による減容化 ・処分場の沈下変形に追随可能 ・将来の掘削可能 → 無害化処理 |
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