(一財)土木研究センター/刊行物/出版物抄録

超早強コンクリート利用技術マニュアル

 コンクリートの欠点は、硬化するまでに7〜28日間も要することです。「超早強コンクリート」は、この欠点を解決する為に開発されたもので、1日後には構造物を供用にする強度を発現します。補修用の超速硬セメント等とは異なり、生コン工場で製造、現場まで運搬して従来の施工設備と同様な方法で施工が可能です。緊急工事等に使用して交通遮断等の時間が極力短縮できますので、財団法人土木研究センターでは、その技術の普及のために利用技術を開発、マニュアルとしてまとめました。
 山本泰彦筑波大学教授を委員長とする超早強コンクリート利用技術開発委員会で2年間にわたり調査検討の結果、完成致しました。実用的な新技術のマニュアルとして是非一冊お備え下さい。


発 行 :

平成12年9月

体 裁 :

A5判 80頁

価 格 :

3,000円(税、送料別)


目 次

第1章 総則

1.1

適用の範囲

1.2

定義

第2章 超早強コンクリートの性能

2.1

一般

2.2

超早強コンクリートの特性

第3章 材料

3.1

総則

3.2

セメント

3.3

超早強性混和材

3.4

高性能AE減水剤

3.5

材料の貯蔵

第4章 配合

4.1

総則

4.2

配合強度

4.3

水セメント比

4.4

り一カビリティー

4.5

空気量

4.6

超早強性混和材の単位量

4.7

混和材の単位量

4.8

単位水量

4.9

単位セメント量

4.10

細骨材率

4.11

配合の表し方

第5章 練混ぜ・運搬

5.1

練混ぜ

5.2

運搬

第6章 レディーミクストコンクリート

6.1

品質についての指定および指示

6.2

工場の選定

6.3

受入れ検査

第7章 打込みおよび養生

7.1

打込み

7.2

締固めおよび仕上げ

7.3

養生

7.4

型枠および支保エの取りはずし

第8章 試験

8.1

工事開始前における試験

8.2

工事中における試験

第9章 設計に関する一般事項

9.1

総則

9.2

単位容積質量

9.3

ヤング係数

9.4

乾燥収縮

9.5

クリープ

参考資料

参考1

超早強コンクリートを用いた工事の実施例

参考2

超早強コンクリートの配合例と使用箇所


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