(一財)土木研究センター/刊行物/出版物抄録

熱赤外線映像法による吹付のり面老朽化診断マニュアル

 本マニュアルは、平成4年度から平成7年度までの4年間、建設省土木研究所と民間企業8社が「熱赤外線映像法による吹付のり面老朽化診断技術の開発に関する共同研究」を実施し、その研究成果を現場の技術者等に活用して頂くことを目的としてとりまとめ、建設省土木研究所の許可を得て複製発行したものです。
 本マニュアルでは、通常の手法では検査することが難しいとされている吹付のり面の老朽化を、熱赤外線カメラを用いて効率的に検査する手法について述べられています。また、老朽化事例、調査事例なども豊富に掲載され道路管理担当者やそれに携っておられる方々にとって大変参考になる内容となっています。


発 行 :

平成8年1月

体 裁 :

A4判 125頁

価 格 :

4,080円(消費税、送料共込み)


目 次

1.総 則

1.1

背 景

1.2

熱赤外線映像法とは?

1.3

適用および適用上の留意点

1.4

研究の経緯

1.5

用語の解説

2.吹付のり面の老朽化現象

2.1

吹付のり面の特殊性

2.2

吹付のり面の老朽化現象

2.3

吹付のり面の安定勾配と地質

3.調査原理

3.1

熟赤外線映像法

3.2

熱赤外線映像法の吹付のり面への適用

4.調査計画・調査方法

4.1

調査の流れ

4.2

計測に影響をおよぼす条件

4.3

調査計画の立て方

4.4

調査方法

5.熱画像の判読と結果整理

5.1

熱画像の判読と結果整理の手順

5.2

誤認要因の除去

6.吹付のり面の老朽化総合評価

6.1

熱赤外線映像調査以外の調査結果の整理

6.2

吹付のり面老朽化と熱赤外線映像調査

6.3

吹付のり面老朽化総合評価

7.老朽化のり面の対策

7.1

劣化のり面の維持管理および補修

7.2

既存吹付モルタルの対処

7.3

個別の対策工法

資料1 吹付のり面の老朽化事例

資料2 熱赤外線調査事例

資料3 熱赤外線映像装置に関する資料


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