(財)土木研究センター/お知らせのページ(99年11月)

  

  

 今月の目次

 

●応募者の募集

 − 

平成12年度「土木工学国際研究交流助成金」

●証明書取得

 − 

民間開発建設技術の審査・証明事業

●証明書更新

 − 

海外建設資材品質審査・証明事業

●コピーサービス

 − 

研究報告等のコピーサービス

●刊行物のご案内

 − 

護岸ブロックの水理特性試験法マニュアル

●外部刊行物紹介

 − 

現場技術者のための環境共生ポケットブック

●購読者募集

 − 

月刊 土木技術資料(CIVIL ENGINEERING JOURNAL)

●土木技術資料11月号目次

 − 

温暖化ガス対策特集・CALS特集

 

 応募者の募集

 

平成12年度「土木工学国際研究交流助成金」

 

 当センターは、「土木工学国際研究交流助成制度」を実施しております。希望者は下記の応募要領に従い応募してください。

 

1.趣旨

土木に関する試験研究に携わる者が国際研究集会等に参加する際に助成を行い、国際的な研究交流の推進と土木工学・土木技術の発展向上に寄与しようとするものです。

2.助成対象者と定員

対象者は、財団法人 土木研究センターの活動趣旨に賛同する会社および研究機関(試験機関を含む)に属する者です。研究集会等に参加する日本人の研究者および日本国で開催される研究集会等へ参加する外国人の研究者とします。定員は10人程度です。
なお、外国人研究者にあっては、前記の研究機関が推薦する者とします。

3.助成金

助成金は下記の区分の金額を限度として、申請者の旅費等として支給いたします。

助 成 金 区 分
地 域
助成金(円)

 (1)ヨーロッパ、南米、アフリカ

300,000

 (2)アメリカ、オセアニア

200,000

 (3)アジア

150,000

 (1)〜(3)以外の地域

200,000

4.応募規定

申請者は、所定の申請用紙に必要事項を記載のうえ、助成対象となる活動の内容を示す書類を添付して、下記担当者へ提出してください。なお、外国人研究者を招聘する場合は、招聘に係わる責任者が申請書を提出してください。

5.対象期間

平成12年4月1日〜平成13年3月31日

6.応募締め切り及び応募者決定

締切:平成12年1月31日、 決定:平成12年2月

7.選考方法と結果の通知

助成の決定は、運営委員会による審査を経て理事長が行います。選考結果は応募者全員にご通知いたします。

8.報告の義務

助成金の受領者には、所定の様式による報告書を提出していただきます。

9.お問合わせ先・お申し込み先

財団法人 土木研究センタ−企画部 鷹取 勲
〒110-0016東京都台東区台東1−6−4タカラビル3F
TEL:03-3835-3609 FAX:03-3832-7397

 

 証明書取得

 

民間開発建設技術の審査・証明事業

 

 土木研究センターは、昭和62年11月26日付け建設省告示第1992号により建設大臣より認定を受けて、「土木系材料技術・技術審査証明事業」制度に基く審査・証明を行っています。今回下記に示す技術が新たに審査を受け、民間開発建設技術の証明書を取得しましたのでお知らせいたします。

 

○ 結束型多条電線保護管「角型TACレックス」

   

1)依頼者

東拓工業株式会社

2)技術の概要

「角型TACレックス」は、円筒と角型が交互に連続成形された高密度ポリエチレン製の波付可撓電線管で、電線埋設用の多条保護管として適用される。管の長さは5.3mを定尺とし、管の接続は、専用継手により行う。角型構造を有するため、高い外圧強度を有し、多条敷設の際、位置安定性が良いので円筒管のような管台は不要となりコンパクトに多条管路を形成できる。計量で可撓性があるため施工性が良く曲げ線配管も容易である。また、外水圧に対する止水性が高く、通線抵抗が小さい特性を有する。

3)審査項目

1)JISとの整合、2)埋設強度、3)電線の敷設、防護等に必要な諸性能、4)施工性

4)証明書

平成11年9月7日付「技審証第1104号」

5)連絡先

東拓工業株式会社 技術本部開発研究部
 Tel:06-6308-6213

 


 

○ プレート定着型せん断補強鉄筋「Head−bar」

   

1)依頼者

大成建設株式会社

2)技術の概要

「Head−bar」は、高密度配筋に設置するせん断補強鉄筋および中間帯鉄筋として、施工困難な曲げフック定着に代わり、鉄筋に摩擦圧接法で取り付けたプレートにより定着を確保する構造の鉄筋で施工を容易にし、かつ半円形フック(全長8φ)と同等か、またはそれ以上の定着性能を有するものであります。

3)審査項目

1)プレート接合部の機械的性質、2)プレートの定着性能、3)主鉄筋の座屈抑止性能、4)部材の靱性、5)施工の合理化

4)証明書

平成11年9月30日付「技審証第1104号」

5)連絡先

大成建設株式会社 技術研究所 構造研究部土木構造研究室
 Tel:045-814-7230

 


 

民間開発建設技術の審査・証明事業についてのお問合せ先は下記のとおりです。また、この審査・証明事業の報告書の在庫があります(無料)ので、ご希望の方は、送付先を明記のうえ、FaxまたはE-mailで下記にお申込みください。なお、1冊につき1,000円(消費税込)の送料のご負担をお願いいたします。
 

○審査・証明事業についてのお問合せ先

  

財団法人 土木研究センター 技術審査部  村田浩三・小野義徳
〒110-0016 東京都台東区台東1丁目6番4号 タカラビル3F
Tel:03-3835-3609、Fax:03-3832-7397
E-mail:gijutu@pwrc.or.jp
 

○ 報告書のお申込み先

財団法人 土木研究センター 技術研究所 出版編集部  中島冨美子・松岡加奈子
〒300-2624 つくば市西沢2−2
Tel:0298-64-2521、Fax:0298-64-2515
E-mail:mail@pwrc.or.jp

 

 証明書更新 

 

海外建設資材品質審査・証明事業

 

 下記に示す資材が海外建設資材品質証明書を更新しましたのでお知らせいたします。

 

○ セラミックスリーブ管「スーパースリーブ」

  

(1)申請者

Hepworth Building Products Limited(英国)

(2)代理人

日本スーパースリーブ協会

(3)適用規格

JIS R1201陶管(I類)
社団法人日本下水道協会規格 JSWAS R−2下水道用陶管

(4)有効期間

平成11年9月29日〜平成14年9月28日

(5)海外審証

第0701号

(6)問い合わせ先

日本スーパースリーブ協会
 Tel:03-3580-6695


 

海外建設資材品質審査・証明事業についてのお問合せ先は下記のとおりです。
 

○審査・証明事業についてのお問合せ先

  

財団法人 土木研究センター 技術審査部  村田浩三・小野義徳
〒110-0016 東京都台東区台東1丁目6番4号 タカラビル3F
Tel:03-3835-3609、Fax:03-3832-7397
E-mail:gijutu@pwrc.or.jp
 

 

 コピーサービス

 

研究報告等のコピーサービス

 

 当センターは、建設省土木研究所刊行物(土木研究所報告、土木研究所彙報、土木研究所資料、共同研究報告書、土木研究所年報および土木技術資料)のコピーサービスを行っております。ご注文はFaxまたはE-mailでお願いいたします。

料金:

50円/頁(賛助会員40円/頁)(消費税、送料共別)。
ただし、発送不要な場合は35円/頁です。

 なお、「土木研究所刊行物目録」(3,000円)やパソコン( エクセル、ロータス123、ワード、ワードプロ、一太郎および桐 )で資料番号の検索ができる「土木研究所資料目録速報MS.DOSテキストデータフロッピー」(3,000円)もありますので、文献の調査や検索にご利用ください。

 

 

問合せ、申込み先

  

財団法人 土木研究センター技術研究所 出版編集部 中島富美子・荻田直美
 〒300-2624 つくば市西沢2−2
 TEL:0298-64-2521 FAX:0298-64-2515
 E-mail:mail@pwrc.or.jp

 

 刊行物のご案内

 

護岸ブロックの水理特性試験法マニュアル

 

 最近、建設省で河川護岸の設計手法が改定され、「(改定新版)河川砂防技術基準【案】河川局監修 平成9年9月」や「護岸の力学設計法」財団法人国土開発技術研究センター編(平成10年12月)」等印刷物で公表されております。その中で護岸ブロックの水理緒元には、(相当粗度)C(揚力係数)C(抗力係数)が必要とされております。
 当センターでは、この水理諸元を求めるための標準的な試験法が未制定であるため、学識経験者・建設省土木研究所・建設省河川局担当課等の有識者で構成された「護岸ブロック試験法検討委員会」により審議を行い「護岸ブロックの水理特性試験法マニュアル」を作成いたしました。
 現状の護岸ブロックの形状は多種多様のものが数多く製造・販売されておりますが、水理諸元が判明しているものはほとんどないと考えられます。河川構造物の設計にあたり、護岸ブロックの水理諸元を求めるために本書を活用していただければと思っております。

 

体  裁:

A5版

価  格:

3,000円(消費税 送料別)

発  行:

財団法人 土木研究センター

申込方法:

FaxまたはE−mailで下記へお申し込みください。

お問合わせ、お申し込み先

 

財団法人 土木研究センター 技術研究所 出版編集部 中島冨美子・松岡加奈子
 〒300-2624 茨城県つくば市西沢2−2
 TEL:0298-64-2521 FAX:0298-64-2515
 E-mail:mail@pwrc.or.jp

 

「護岸ブロックの性能評価試験」を希望される方は、下記担当者にご相談ください。

お問合わせ、お申し込み先

 

財団法人土木研究センター 研究開発一部  和田信昭・西村晋・渡辺紀子
 〒110-0016 東京都台東区台東1丁目6番4号 タカラビル3F
 TEL:03-3835-3609 FAX:03-3832-7397
 E-mail:kenkyu1@pwrc.or.jp

 

 外部刊行物紹介

 

現場技術者のための

  環境共生ポケットブック  

 

 
編著者
 竹林征三
   財団法人土木研究センター 風土工学研究所長
 原田 実
   鹿島建設(株)先端技術研究部メカトロニクスグループ上席研究員

今求められる土木と自然との共存自然環境と社会基盤整備との間に
何が不足し、何が求められているのか?
建設業全体が急速に取り組むべき建設環境について
今すぐ現場に反映できる
最良の書!!

 

主要目次

 

第1章 環境概説

環境共生一般,建設事業と環境保全・共生,環境影響評価の実務,風土工学,環境経済

第2章 水循環

水資源,水質環境・改善,排水処理,都市の水循環再生と都市型地下河川

第3章 大気循環

大気汚染,騒音・低周波音,都市温暖化,電磁波環境

第4章 大地環境

地下水・地盤沈下,土壌汚染,地盤震動

第5章 生態環境

自然環境との共生,道路整備,河川・湖沼整備,市街地開発の環境保全,斜面緑化技術,親水,レクリエーション,景観,環境教育・環境学習,環境ホルモン

第6章 資源循環型環境

資源循環型社会,産業廃棄物のリサイクル,一般廃棄物(家庭ごみ)の資源化利用

第7章 建設施工時環境

建設施工時の作業環境,環境保全対策の事例,建設騒音・建設振動の特性,建設工事に係わる環境関連の法規

 

 

付録 建設事業の環境管理システム
   (ISO14000シリーズ)

地球環境に対する環境管理の必要性,ISO14000シリーズによる対応項目,環境管理システムの要旨

 

  価格、3990円( 税込み )

☆ 土木研究センター紹介として下記様式の図書注文書を、郵送またはFAXにて直接山海堂宛にお送りくださった方には税込みで3600円で販売いたします。
☆ ご注文の書籍は、請求書を添え、送料は発行元負担でお送りいたします。
一般の書店では、割引の扱いはいたしません。特にご承知おきをお願いします。

 


 

財団法人土木研究センター紹介用図書注文書

 現場技術者のための環境共生ポケットブック         

部数

      部

 〔 土研センター紹介価格(税込)3,600 円 〕

ふりがな

お名前

電話番号

 送付先( □ご自宅 ・ □お勤め先 * )

  〒
 
 

発行

(株)山海堂  〒113-8430 東京都文京区本郷5-5-18

        TEL 03-3816-1618 FAX 03-3816-0553 

 (*住所がお勤め先の場合、お勤め先の名称、所属部署もご記入ください。)
 【 必要書類 】  見積書   通 / 納品書   通 / 請求書   通

 

  


  

 購読者募集

 

月刊 土木技術資料(CIVIL ENGINEERING JOURNAL)の購読者を募集しております。

 

  <購 読 料>土木技術資料 1冊 ¥1,050 年間購読料 ¥12,600(税・送料共込)

 

 ご希望の方は、下記の申込様式によりFaxまたはE−mailで下記担当者にお申込みください。

土木技術資料購読申込書 (いずれかにレ点を付けて下さい。)□ 団体購読  □ 個人購読

(いずれかにレ点を付けて下さい) 

□ 年間購読   平成   年   月より   部

□ 特定号のみ  平成   年   月号    部

送付先

 

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所属部署(会社の場合) 

 

担当者名(会社の場合)

 

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  ※購読料の請求宛先が送付先と異る場合は、請求先を下欄にご記入ください。

 請求先

 

 

 お問合せ先、お申込み先あるいは購読中の方で申込内容に変更が生じた方は、下記にご連絡ください。

 

  財団法人土木研究センター技術研究所
  〒300-2624 つくば市西沢2−2 中島 冨美子
   TEL:0298-64-2521 FAX:0298-64-2515
   E-mail:mail@pwrc.or.jp

 


 
土木技術資料11月号(温暖化ガス対策特集・CALS特集)目次
     
区分
題名
部、研究室等
著者名

表紙

温暖化ガス対策

 

 

 

グラビア

建設CALS/ECの現場への適用事例

施工

河上誠、服部達也、光橋尚司

 

速報

トルコ西部地震国際緊急援助隊に参加して

構造橋梁部

岡原美知夫

2

速報

衛星リモートセンシングを利用した台湾中部地震による斜面崩壊状況調査

地すべり

山越隆雄、南哲行、清水孝一

4

新しい基準・指針

デジタル写真管理情報基準(案)の策定

−情報共有(CALS)に向けた電子納品の始まり−

機械

村松敏光、服部達也

6

新しい基準・指針

土木工事数量集計表様式(案)の概要

建設システム課

河上誠、松井健一

8

研究コラム

季節による歩行行動の変化

環境計画

並河良治

10

研究コラム

コンクリート内部の電磁波の速度分布 ―厚さ測定への含水率の影響―

コンクリート

森濱和正

12

建設技術Q&A

総合化された貯留関数法の定数について

水文

鈴木俊朗

14

ワールド

第2回地震地盤工学に関する国際会議への参加報告

フィルダム

岩下友也

16

研究テーマ紹介

都市河川流域の水・熱・物質循環総合解析システムの構築

都市河川

賈 仰文

18

ニュース

「第5次土木研究所研究五箇年計画」説明会が開催される

企画課

栗原誉志夫

19

ニュース

「第2次河川技術開発五箇年計画」が策定される ―21世紀の水資源・国土管理に向けた河川技術政策―

河川

益倉克成

20

論説

環境対策と責任

環境部

北川明

22

報文
(温暖化ガス対策特集)

都市内交通による二酸化炭素排出量の推計モデル

交通環境

小根山裕之、大城温、山田俊哉、大西博文

24

報文
(温暖化ガス対策特集)

下水処理場からの温室効果ガスの排出特性

三次処理

重村浩之、與儀和史、平出亮輔、鈴木穣、酒井憲司

30

報文
(温暖化ガス対策特集)

コンクリートダム建設に伴って発生する二酸化炭素量の分析

ダム構造

永山功、宮内茂行

36

報文
(CALS特集)

建設事業におけるデータモデリングに関する検討

施工

大下武志、青山憲明、光橋尚司

42

報文
(CALS特集)

公共土木事業における文書情報の電子標準化の検討

施工

大下武志、青山憲明、光橋尚司

48

報文
(CALS特集)

調査−設計−積算段階の情報活用方策に関する研究

建設システム課

河上誠、松井健一、萩野谷守泉

54

報文

ガス圧接継手の非破壊検査に関する検討

コンクリート

森濱和正、河野広隆、加藤俊二

60

報文

ポーラスコンクリートの凍結融解耐久性

コンクリート

片平博、河野広隆

66

編集後記

 

建設マネジメント技術

臼田幸生

72
     

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