(財)土木研究センター/お知らせのページ(99年3月)

 

 

「土木用防汚材料の試験成績証明書」の発行について

 

 近年、事業実施機関から使用材料について、公的機関の試験成績証明書を要求されることが多く、当センターでは土木材料の試験を行い、試験成績証明書等を発行しております。
 平成7年度から平成9年度にかけて、建設省土木研究所と民間17社により「構造物の防汚技術の開発に関する共同研究」が行われ、防汚材料の防汚性能を短期間で評価するための「防汚材料評価促進試験方法」が開発されました。

 今回、当センターでは、その評価促進試験方法による土木用防汚材料の試験成績証明書も発行できるようになりました。試験成績証明書を取得したい土木用防汚材料がありましたら、案内書と申込書お送りします。下記の担当者までお問い合わせ下さい。

 

お問い合わせ・申し込み先

  

財団法人土木研究センター
技術研究所 調査試験二部 金井浩一
〒300-2624 茨城県つくば市西沢2−2
TEL 0298-64-2521 FAX 0298-64-2515

 


 

土木研究センター賛助会員の募集

 

 (財)土木研究センターは、建設省土木研究所の所管法人として国土建設技術の発展向上に寄与することを目的に設立された公益法人です。その事業の一環として賛助会員制度を設けて会員に下記情報を提供しています。ご入会を希望される方は下記にご連絡下さい。

 

特 典 内 容

刊行物の贈呈

  (a)

月刊誌「土木技術資料」(年12回発行、各2冊贈呈)

(b)

「文献目録(土木研究所資料)」(更新時)

(c)

「土木研究所年報」(年1回複製)

(d)

「土木研究センター年報」(年1回発行)

各種制度の案内・手続き

  (a)

建設省土木研究所の公募「共同研究」

(b)

建設省土木研究所の公募「交流研究員」

催物の開催案内

  (a)

建設省土木研究所主催の講演会、一日土研などの催物

(b)

(財)土木研究センターの各種講習会

(財)土木研究センターの刊行物及びコピーサービスの料金割引

土木工学国際研究交流助成金の応募案内

技術開発等の相談受付

 

1.賛助会員費 

10万円/年

  

2.お問い合わせ・申し込み先

財団法人土木研究センター 企画部 鷹取 勲 
〒110-0016 東京都台東区台東1丁目6番地4号(タカラビル3F)
TEL:03-3835-3609 FAX:03-3832-7397

 


 

民間開発建設技術審査・証明事業終了課題

 

 下記に示す技術が新たに民間開発建設技術審査・証明を取得したのでお知らせ致します。

 

(1)

課題名

堀割/トンネル用吸音板『NGKポアル吸音板POH2』

1)依頼者

日本碍子株式会社

2)技術の概要

『NGKポアル吸音板POH2』は、アルミ繊維製多孔質吸音材を用いた道路交通騒音の吸音板である。本吸音板を道路の堀割壁面およびトンネル壁面に設置することにより沿道騒音レベルの上昇を1dB程度以下に抑制する効果がある。寸法は巾500mm、長さ2025mm、厚さ90mmの平板型である。

3)審査項目

1)吸音特性 2)強度 3)安全性 4)質量 5)景観性 6)設置作業の容易性 7)維持管理の容易

4)証明書

平成10年12月24日付「技審証第1011号」

5)連絡先

日本碍子株式会社 騒音防止技術課
 太田 TEL : 052-872-7491

 


 

(2)

課題名

堀割/トンネル用吸音板・トンネル用吸音板NGKセラソーン吸音板CRH2・CRT』

1)依頼者

日本碍子株式会社

2)技術の概要

『NGKセラソーン吸音板CRH2・CRT』は、セラミック製の道路交通騒音の吸音板である。『CRH2』は堀割壁面およびトンネル壁面に設置し、『CRT』はトンネル壁面に設置する。『CRH2・CRT』は、道路交通騒音の反射による沿道騒音レベルの上昇を1dB程度以下に抑制する効果がある。『CRH2』は、巾490mm、長さ2025mm、厚さ70mm 、『CRT』は、巾490mm、長さ2025mm、厚さ55mmの平板型である。

3)審査項目

1)吸音特性 2)強度 3)安全性 4)質量 5)景観性 6)設置作業の容易性 7)維持管理の容易性

4)証明書

平成10年12月24日付「技審証第1012号」

5)連絡先

日本碍子株式会社 騒音防止技術課
 太田 TEL : 052-872-7491

 


 

(3)

課題名

良好な視認性と視野拡大を両立させた道路反射鏡『コンポジット型道路反射鏡』

1)依頼者

豊生コンポジットミラー株式会社

2)技術の概要

『コンポジット型道路反射鏡』は、視認性改善と視野の拡大を図るために可変曲率を有する鏡を用いた2重の曲率で構成する道路反射鏡である。鏡面の構造は、中央部の曲率定率部と外周部の曲率徐変部により構成されている。これにより、徐変部鏡面は従来より広い視野を確保できる。視野の拡大により、従来死角となりやすかった道路反射鏡付近の確認範囲が向上する。

3)審査項目

1)視界特性(映像の範囲) 2)映像の視認性 3)反射鏡の大きさおよび曲率半径 4)反射鏡の鏡面および鏡体材料

4)証明書

平成11年1月12日付「技審証第1013号」

5)連絡先

豊生コンポジットミラー株式会社
 技術部 小林 TEL : 052-764-4811

 


お問い合わせ先 

財団法人土木研究センター 技術審査部 小林茂敏
〒110-0016 東京都台東区台東1丁目6番地4号(タカラビル3F)
TEL:03-3835-3609 FAX:03-3832-7397

 

 これらの報告書については、当センターに在庫が有りますので、発送費1冊1000円(消費税込)をご負担いただければ無料で差し上げます。希望者は発送先を明記しFAXで下記の問い合わせ先(出版編集部)にお申し込み下さい。

 


 刊行物のご案内 

 

第52回 建設省技術研究会報告(平成10年度)

著作者 建設省

 

 本書は、平成10年11月25・26日に東京品川TOCで、建設省主催で開催された第52回建設省技術研究会における発表論文集です。指定課題、自由課題のすべての発表論文が掲載されています。本書を購読されると建設省の取り組んでいる、あるいは懸案としている技術課題とその内容が良くわかります。本書を建設省の複製許可を得て3月末に発売します。

体裁 

A4判 約1000頁 ハードカバー ・ケース入り

価格 

18,000円 (消費税・送料共別)

 希望者は下記の申込書もしくは同様な様式でお申し込み下さい。継続購読を希望された方には送料を当センターで負担いたします。

 


 

財団法人 土木研究センター出版編集部 松岡加奈子 宛

FAX番号 0298-64-2515

購入申し込み 第52回 建設省技術研究会報告書を   冊申し込みます。

       来年度以降も   冊継続購読希望します。

申込者(発送先):

お名前                   

住所  〒                                       

電話番号              FAX番号             

 


 複製物販売 

 

建設省版 景観シミュレーションシステム 操作マニュアル

著作者 建設省土木研究所 環境部

 

 景観シミュレーションシステムは、景観図作成用のコンピューターソフト(フリーソフト)です。本マニュアルは、そのソフトとその使用法の説明書からなっています。このソフトは、建設省土木研究所環境部環境計画研究室が総合技術開発プロジェクト「美しい景観の創造技術の開発」の一環で、簡便で実用的な景観設計を支援するツールとして開発したものです。景観設計に必要な機能を沢山組み込まれていますが、その機能を十分に活用するためには詳しく、かつわかり易い使用説明書が必須になります。この便利なソフトの操作(使用)マニュアルを、建設省土木研究所の許可を得て複製販売しております。景観設計検討や地域合意形成等で本システムをおおいに活用していただくことを期待しています。

 

体  裁 

景観シュミレーションソフト (windows95用CD-ROM)
使用説明書(A4判89頁)

本体価格 

4,000円(消費税、送料共別)

申込方法 

発送先を明記しFAXで下記お問い合わせ先にお申し込み下さい。 

 


お問い合わせ、申し込み先

  

〒300-2624 つくは市西沢2−2 

財団法人 土木研究センター 技術研究所

 出版編集部 木本正子・松岡加奈子

TEL:0298-64-2521 FAX: 0298-64-2515

 
 

土木技術資料3月号 (歩行者空間・コンクリート構造物)
 

区分
題名
研究室名
著者名

グラビア

1/fゆらぎを導入した歩道の試験施工

環境計画

小栗ひとみ

 

技術情報

鋼床版舗装用高粘度改質アスファルトの検証

舗装

久保和幸

2

ニュース

「第6回日米ITSワークショップ」開催される

ITS

村田重雄

4

ワールド

「日独環境保護技術パネル」参加して

汚泥

尾ア正明

5

新しい基準・指針

コンクリート試験法JISのISO整合化による改訂

コンクリート

河野広隆

6

研究コラム

効率的な植生浄化法「コンパクトウェットランド」による水質浄化

河川環境

中村圭吾

8

研究コラム

数値流体解析の橋梁の耐風設計への適用性に関する研究

構造

佐藤弘史 大儀健一 松藤洋照

10

建設技術Q&A

地すべりの警戒・避難基準の考え方

地すべり

綱木亮介 藤澤和範

12

研究テーマ紹介

下水道施設のLCA手法の発展に向けて

汚泥

尾ア正明

14

研究テーマ紹介

次世代海上横断構造物の建設技術の開発

構造

佐藤弘史 楠原栄樹 間渕利明

15

研究テーマ紹介

のり面の樹林再生技術

緑化生態

森崎耕一

16

論説

アカウンタービリティーについて

先端技術開発研究官

長 健次

18

特集報文

歩行者に優しい舗装材料の評価と試験方法

化学

佐々木巌 坂本浩行

20

特集報文

1/fゆらぎ理論を適用した歩行者空間の整備

環境計画

小栗ひとみ 寺川 陽

26

特集報文

視覚障害者が歩行時に利用する情報に関する研究

交通安全

高宮 進 三橋勝彦

32

特集報文

鉄筋コンクリート橋脚の地震時挙動特性に関する振動台実験

耐震

運上茂樹 足立幸郎 近藤益央

38

特集報文

各種鉄筋継手の力学特性

コンクリート

森濱和正 河野広隆 加藤俊二

44

特集報文

超貧配合コンクリートの力学特性

ダム構造

永山 功 渡辺和夫 西澤賢太郎

50

一般報文

鋼製橋脚の終局変位の算定方法に関する検討

耐震

運上茂樹 寺山 徹

56

一般報文

河川用ゲート設備におけるステンレス鋼の腐食実態

機械

田中和嗣 村松敏光

62
 


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