(財)土木研究センター/お知らせのページ(97年12月)

  

平成10年度「土木工学国際研究交流助成金応募者」の募集
(再掲載)

 

 当センターでは、「土木工学国際研究交流助成制度」を実施しております。希望者は下記の応募要領に従いご応募下さい。

 

 

1.趣旨

 土木に関する試験研究に携わる者が国際研究集会等に参加する際に助成を行い、国際的な研究交流の推進と土木工学・土木技術の発展向上に寄与しようとするものです。

 

2.助成対象者及び募集定員

 財団法人 土木研究センターの活動趣旨に賛同する会員会社及び試験研究機関に属する者で、海外の研究集会・調査活動へ参加する日本人の研究者及び日本国で開催される研究集会・調査活動へ参加する外国人の研究者とします。なお、外国人研究者にあっては、前記の試験研究機関が推薦する者とします。募集定員は10人程度です。

 

3.助成金

 助成金額は、下記助成金区分とし旅費等に充当するように支給いたします。

 

助成金区分
地 域
助成金(円)

(1) ヨーロッパ、南米、アフリカ

300,000

(2) アメリカ、オセアニア

200,000

(3) アジア

150,000

(1)〜(3)以外の地域

200,000

 

4.応募規定

(1) 提出書類:申請者は、所定の申請用紙に必要事項を記載のうえ、助成対象となる活動の内容を示す書類を添付して下記事務局へ提出して下さい。

 なお、外国人研究者を招聘する場合は、招聘に係わる責任者が申請書を提出して下さい。

 

5.対象期間

 平成10年4月1日〜平成11年3月31日

 

6.応募締切り及び応募者決定

 平成10年1月31日(締切) 平成10年2月(決定)

 

7.選考方法と結果の通知

 助成の決定は、運営委員会による審査を経て、財団法人土木研究センター理事長が行います。選考結果は、応募者全員にご通知いたします。

 

8.報告の義務

 助成金の受領者は、所定の様式による報告書を提出して頂きます。

9.申請書用紙請求及び応募書類・報告書提出先

 財団法人土木研究センター 企画調査部 鷹取勲

東京都台東区台東1丁目6番地4号(タカラビル3F)

TEL:03-3835-3609 FAX:03-3832-7397

 


民間開発建設技術審査・証明事業

  民間の新技術の建設事業への適正かつ迅速な導入を図ることを目的として建設大臣の認定をうけ当センターで実施されている「民間開発建設技術審査・証明事業」につきましては新たに下記課題の審査証明を終了しました。

(1)

課題名

波状接触材を用いた河川水の直接浄化システム「パームシス」

1)依頼者

株式会社協和 エクシオ

2)技術の概要

「パームシス」は、下水道整備や排水規制等の流域対策等の遅れ等によって汚濁している河川水等を直接浄化するシステムである。「パームシス」は、接触材に形成される生物膜の浄化能力を利用する接触酸化法を基本原理としている。接触酸化槽は、嫌気槽と好気槽を設けており、槽内には接触面積・空隙率の大きな硬質塩化ビニール製波板ろ材を充填している。浄化施設内で発生した汚泥は、機械濃縮・脱水の処理は行わず、汚泥貯留槽にて重力沈殿した後、バキュームより容易に引き抜くことが出来る。

3)審査項目

1)水質の浄化能力 2)施設規模 3)浄化能力の安定性と持続性 4)維持管理の容易性 5)治水上の安全性

4)証明書

平成9年7月23日付「技審証第0907号」

5)連絡先

株式会社協和エクシオ システムエンジニアリング本部
TEL03-5570-8126

 

(2)

課題名

菊花断面棒状不織布を接触材として用いた河川水の直接浄化システム「ビオブルンネン」

1)依頼者

日本バイリーン株式会社

2)技術の概要

「ビオブルンネン」は、汚濁河川を対象とした河川の直接浄化システムで、接触材には菊花断面の棒状不織布(ポリエステル繊維)を使用している。接触酸化槽に充填された不織布接触材は接触酸化槽の入口部は曝気し、生物酸化に必要な酸素を供給する。不織布接触材は垂直方向に間隙を設けてつり下げているので、織布接触材を用いることにより、施設をコンパクトにでき、維持管理が容易な浄化施設である。

3)審査項目

1)汚濁河川等の水質の浄化能力 2)施設規模 3)浄化能力の安定性と持続性 4)浄化施設の建設費 5)維持管理の容易性 6)治水上の安全性

4)証明書

平成9年7月23日付「技審証第0908号」

5)連絡先

日本バイリーン株式会社 水環境事業開発部
TEL03-3258-3342

 

(3)

課題名

多孔質な天然材料を用いた河川水の直接浄化システム「多段式横流式サンドフィルター」

1)依頼者

東亜建設工業株式会社

2)技術の概要

「多段式横流式サンドフィルター」は、多孔質な天然素材である木炭、ゼオライト、クリストバライトの3種類をろ材として用い、ろ過、吸着、微生物等の働きを利用して水質浄化を行っている。河川水は、木炭による団体粒子のろ過と有機物の吸着、ゼオライトおよびクリストバライトによりアンモニア性窒素ならびに微細なSSが除去される。ろ過処理により問題となるろ材の目詰まりはエアーリフトを用いたろ材洗浄装置が自動的に働き解消する。洗浄排水は貯泥層に回収された後、沈殿分離され、上澄水は流入槽に戻し原水とともに再びろ過される。貯泥槽に沈殿した濃縮汚泥は加水し、流動化させることにより水中ポンプ等で容易にひきぬくことができる。

3)審査項目

)水質の浄化能力 2)施設規模 3)浄化能力の安定性と持続性 4)維持管理の容易性 5)治水上の安全性

4)証明書

平成9年7月23日付「技審証第0909号」

5)連絡先

東亜建設工業株式会社 土木本部
TEL03-3262-5109


 

刊行物のご案内(再掲載)

風土とハーモニーし、風土を活かし、地域を光らす 

    
 風土工学序説 

 

(財)土木研究センター 風土工学研究所所長 工学博士 竹林征三 著

技報堂出版 定価5,880円(税込)

 土木技術は合力学性の追求の結果、大変な進歩を遂げましたが、昨今、環境問題をはじめ、地域の合意形成の問題等々に遭遇しています。このような時期、風土工学は土木技術者に目標と自信と新しい夢を与える実学としてのテクノロジーです。
 本書は、土木というものに対し新しい見方を随所で展開しているだけでなく、風土工学構築に至る考察から、風土工学という新しい考え方と方法論でもって体系を構築し、それを実際のものづくりに適用するという一連の流れが記されています。風土工学という新しい学問分野が誤解されることなく、今後土木の分野において大きく発展していくことを期した啓蒙書であり、教科書として書かれています。更に、広い分野の多くの技術者に読んでいただきたい教養書でもあります。

〒107東京都港区赤坂1-11-41 技報堂出版 TEL 03-3585-0166 FAX 03-3505-5838

 


キリトリ線

 

財団法人 土木研究センター 紹介用図書注文票

〇必要事項をお書き込みのうえ、郵送またはFAXにて、技報堂出版宛に直接お送り下さった場合には下記の価格になります。

風土工学序説(土研センター紹介価格5,100円)

    部

お名前:      

TEL:      

送本先 〒

(ご自宅・お勤め先)

 


(ご自宅かお勤め先か〇をお付けください。お勤め先の場合、名称、所属部署もご記入ください)
(必要書類)見積書    通/  納品書     通/  請求書    通

 


建設省総合技術開発プロジェクトの成果
建設省大臣官房技術調査室監修

「建設発生土利用技術マニュアル」(第2版)

 

 このマニュアルは、建設省総合技術開発プロジェクトの成果として、建設発生土の利用における技術基準を平成6年7月に初版として発刊致しましたが、それ以後環境関連法規も変更となりましたので、SI単位を併記しとりまとめたものを第2版と致しました。

 

 

◎目 次

 

1.

総 説

2.

発生土利用のための考え方

3.

土質区分基準および土質区分判定のための調査

4.

適用用途標準

5.

用途別利用方法

6.

土質改良工法および施工上の工夫

7.

施工過程での品質保証・施工管理方法

 

体 裁

A5版    158頁

価 格

3,000円(本体価格2,858円 税142円)送料別


土木研究センター刊行物(再掲載)

出版物名
発行・判型・頁
販売価格 税・送込
一  般
賛助会員

補強土(テールアルメ)壁工法設計・
施工マニュアル(改訂版)

H 2. 5発行 A5判 284頁

3,990

3,591

土木新材料要覧

H 3. 3発行 B5判 672頁

19,000

16,000

実験解析業務委託共通仕様書

H 4. 4発行 B5判  79頁

2,100

1,890

ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・
施工マニュアル

H 6. 2発行 A5判 288頁

4,080

3,672

斜張橋ケーブルの耐風性検討報告書

H 5. 3発行 A4判 113頁

4,000

3,600

   同   資料編

H 5. 3発行 A4判 227頁

4,000

3,600

テクソル・グリーン工法 −高次団粒基材吹付工−
設計・施工マニュアル

H 6. 3発行 A5判 81頁

2,450

2,205

多数アンカー式補強土壁工法設計施工マニュアル

H 6.10発行 A5判 200頁

3,500

3,150

第35回、36回 建設省技術研究会報告

S57.58発行 B5判

(各)15,750

14,175

第37回〜42回 建設省技術研究会報告

S59〜H1発行 B5判

(各)16,800

15,120

第43回  建設省技術研究会報告

H 2 発行 B5判

16,480

14,832

第44回、45回 建設省技術研究会報告

H 3. 4発行 B5判

(各)20,000

18,000

風土工学の誕生

H 9. 3発行 A4判 36頁

2,500

2,250

建設発生土利用技術マニュアル(第2版)

H 9.10発行 A5判 158頁

3,000

2,700

平成8年度耐震設計ソフトウェアに関する研究委員会報告書

H 9. 5発行 A4判 378頁

4,000

3,600


土木研究センター複製物(再掲載)

複製物名
発行・判型・頁
販売価格 税・送込
一  般
賛助会員

近接基礎設計施工要領(案)

S58. 6発行 A4判 148頁

4,200

3,780

建設省土木構造物の震災復旧技術マニュアル(案)

S62. 6発行 B5判 539頁

8,400

7,560

コンクリートの耐久性向上技術の開発

H元. 5発行 A4判 438頁

8,000

7,200

建設省道路橋の免震設計法マニュアル(案)

H 4.12発行 B5判 307頁

7,000

7,000

平成6年度九州地建における1日土研資料

H 6.10発行 A4判 118頁

4,000

3,600

UJNR 第21回合同部会会議録

H元.12発行 A4判 497頁

5,250

4,725

UJNR 第23回〜25回合同部会会議録

H 4.H5発行 A4判

(各) 6,300

5,670

UJNR 第27回合同部会会議録(英語版)

H 8. 3発行 A4判 823頁

6,300

5,670

UJNR 第25回合同部会概要

H 5.12発行 A4判 245頁

4,200

3,780

UJNR 第27回合同部会概要(日本語版)

H 5. 3発行 A4判 193頁

4,200

3,780

土木研究所刊行物目録(1994年版)

H 7. 3発行 A4判 422頁

3,000

2,700

   同    フロッピーディスク

〃 MS-DOS テキストファイル

3,000

2,700

熱赤外線映像法による吹付のり面老朽化診断マニュアル

H 8. 1発行 A4判 125頁

4,080

3,672

斜張橋並列ケーブルのウェークギャロッピング制振対策検討マニュアル(案)

H 8. 1発行 A4判 104頁

5,000

4,500

第49回 建設省技術研究会報告

H 8. 6発行 A4判 918頁

18,000

16,200

ビデオ「多自然型川づくり」

H 8.10発行  15分 VHS

3,990

3,591

ビデオ「建設省土木研究所における高度道路交通システムへの取り組み」

H 8.11発行  23分 VHS

5,000

4,500

ビデオ 自動運転道路システム・技術記録編(英語版有)

H 9. 発行  45分 VHS

(各) 7,000

6,300

ビデオ 自動運転道路システム・概要編  (英語版有)

H 9. 発行  20分 VHS

(各) 5,000

4,500

 


コピーサービスのお知らせ


 当センターは、建設省土木研究所の研究報告書類のコピーサービスを行っております。料金は下記の通りです。発送は1週間以内に致します。

 特にお急ぎの場合には、注文されたコピーの中から指定されたページをファクシミリでお送りします。この部分は可能な限り即日発送いたします。

料金:

50円/ページ (賛助会員は40円/ページ) 送料、税金は別途

Fax 送料:

100円/ページ 税金は別途

 


土木研究所刊行物目録のフロッピー発売


 「土木研究所刊行物目録<1994年版>」、「土木研究所資料目録<NO,1〜 NO,3511>」をテキスト文にしたフロッピーが作製されています。文献をパソコンで検索することが出来ますので、注文文献の選定にご利用下さい。

  

  定価3,000円(消費税、送料込み) 1.44Mフロッピー1枚

 

[MS-DOSテキストデータとなっておりますので(エクセル、ロータス123、桐等)に入力し、検索等にお使いください]

 

上記刊行物及びコピーの問合わせ および購入申込先
  〒300-26つくば市西沢2-2
       土木研究センター出版編集部 松岡加奈子
    TEL  0298-64-2521
    FAX  0298-64-2515




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