(一財)土木研究センター/刊行物/出版物抄録

陸上工事における深層混合処理工法設計・施工マニュアル改訂版

 本マニュアルは、陸上工事におけるスラリー系及び粉体系の機械攪拌式深層混合処理工法の統一的な設計・施工マニュアルの確立(改良土の工学的性質、改良地盤の設計の考え方、施工法の留意点および設計計算事例など)を目的に「深層混合処理工法の設計・施工マニュアル編集委員会」(委員長:京都大学嘉門雅史教授)での検討結果を基に取りまとめ1999年に出版されております。
 その後、深層処理工法においては大径型による施工の効率化や適用用途の範囲の拡大、さらに海外における施工実績の激増など、めざましい技術の進展があります。このような技術の展開に適応した内容とするため、今回上記委員会で再度審議を行い、その成果を改訂版として発行いたしました。


発 行 :

平成16年3月

体 裁 :

A5判 334頁

価 格 :

4,500円(税、送料別)


目 次

1 総 説

1.1

概 説

1.2

マニュアル適用上の留意事項

1.3

工法概要

1.4

工法の用途

1.5

用語の定義

2 材料と改良土の工学的性質

2.1

2.2

改良土の固化の仕組み

2.3

改良土の工学的性質に影響を与える要因

2.4

改良土の工学的性質

3 調査

3.1

調査概要

3.2

土質試験

3.3

室内配合試験

3.4

六価クロム溶出試験

4 設 計

4.l

概 要

4.2

改良様式の選定

4.3

改良強度の設定

4.4

杭式改良地盤の設計(複合地盤的設計手法)

4.5

ブロック式改良地盤の設計(構造物的設計手法)

4.6

用途別による設計の考え方

5 施 工

5.1

5.2

施工方法

5.3

施工管理

5.4

環境への配慮

5.5

土壌・地下水汚染への適用

6 品質管理

6.1

品質管理の基本的考え方

6.2

品質管理の手順と方法

6.3

品質管理基準

6.4

品質管理における統計的手法について

7 深層混合処理工法の適用にあたっての設計・施工上の留意点

7.1

設計上の留意点

7.2

施工上の留意点

8 設計計算例

8.1

すべり防止対策としての設計例

8.2

盛土の沈下低減対策としての設計例

8.3

擁壁基礎としての設計例

8.4

土留めにおける底盤としての設計例

8.5

仮設土留め(自立)としての設計例

8.6

橋台の側方移動防止対策としての設計例

参考資料

資料-1

施工実績の推移

資料-2

深層混合処理工法の改良仕様実績

資料-3

遅硬性固化材

資料-4

品質の統計的整理事例

資料-5

回転貫入サウンデイングによる改良地盤の品質評価

資料-6

改良地盤が受ける浮き上がり荷重の計算

資料-7

適用事例


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