(一財)土木研究センター/刊行物/出版物抄録

ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル 改訂版

「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル」は、昭和63年度から平成2年度にかけて、建設省土木研究所と民間企業20社で行われた「ジオテキスタイルを用いた補強土の合理的な設計法の開発」に関する共同研究の成果である盛土補強、補強土壁、軟弱地盤における敷設材および軟弱地盤盛土の補強に関して、現場ですぐに役立つマニュアルの形でまとめられ、平成5年1月に初版として発行されたものです。
 しかし、初版発行後7年余を経過し、その後の研究成果や使用事例などが増えたことから、それらの実績をふまえた改訂版を発行することにしました。改訂版ではこれまでの実績に基づき、より経済的で合理的な設計が行えるよう工夫されています。また、道路土工指針(日本道路協会)の改訂にあわせた、耐震設計の考え方も取り入れています。さらに、軟弱地盤への適用では、低改良率深層混合処理の杭式改良との併用工法の記述が加えられたほか、全編を通して、わかりやすく、使いやすいように配慮されています。


発 行 :

平成12年2月

体 裁 :

A5判 305頁

価 格 :

5,000円(税、送料別)


目 次

1.目的と適用

1.1

目的

1.2

概説

1.3

適用範囲

1.4

補強盛土工法・補強土壁工法の区分

1.5

土質調査の重要性

1.6

主な用語の解説

1.7

主な記号の解説

2.ジオテキスタイルと土の特性評価

2.1

概説

2.2

ジオテキスタイルの種類とその特徴

2.3

ジオテキスタイルの特性評価試一験

2.4

土・地盤の特性評価試験

2.5

ジオテキスタイルと土の摩擦特性評価

3.補強盛土工法

3.1

概説

3.2

設計一般

3.3

引張り補強材としての設計

3.4

排水補強材としての設計

3.5

施 工 法

4.補強土壁工法

4.1

概説

4.2

設計一般

4.3

設計計算法

4.4

施工法

5.ジオテキスタイルを用いた軟弱地盤対策工法

5.1

概説

5.2

敷設材工法

5.3

軟弱地盤上の盛土の補強工法

5.4

深層混合処理工法との併用工法

5.5

設計計算例

6.耐震設計

6.1

概説

6.2

耐震設計の基本方針

6.3

補強盛土工法

6.4

補強土壁工法


正誤表
【訂正箇所】

 「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル」(平成12年2月)のP187に掲載しています、「⑤ ジオテキスタイルに作用する引張力の確認」の集計結果の一覧表につきまして、以下の訂正箇所が見つかりましたので、ここに、訂正内容を掲示するとともに、ご迷惑をお掛けしたことお詫び申し上げます。

   

⑤ ジオテキスタイルに作用する引張力の確認

   活荷重が作用した場合に,各段のジオテキスタイルに作用する引張力が設計引張強さ以下であることを確認する。

「D ジオテキスタイルに作用する引張力の確認」の集計結果の一覧表


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